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高級コーヒー コピ・ルアックは道端焙煎がお似合い【身近な場所でアウトドア気分を満喫しよう】

健啖隊ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

高級コーヒーとして有名なコピ・ルアックは別名シベットコーヒーとも呼ばれています。このコーヒーは、、、なんと!! コーヒーの実を食べたジャコウネコのウンコから未消化のコーヒー豆を集めて作るのだそうです。

アウトドア・レジャーを楽しみたいならアウトドア熟達の野良猫に学べ。ジャコウネコだって野良猫の仲間。と言うことで、猫になった気分で道端でコーヒーブレイクしてみましょう。

まずはコーヒー生豆をネットで購入。もちろん買ったのはコピ・ルアック。

ネット通販で購入した生豆のコピ・ルアック
ネット通販で購入した生豆のコピ・ルアック

高価な高級コーヒーですが少量パックを選べば60g入りが送料込みで5千円前後で購入できます。尚、今回はアウトドアで自家焙煎を行いますので必ず焙煎前の生豆を購入します。

コーヒー生豆の色はこのような薄い黄緑色でいわゆるコーヒーの香りは一切ありません
コーヒー生豆の色はこのような薄い黄緑色でいわゆるコーヒーの香りは一切ありません

アウトドアで珈琲焙煎をする時に用意する道具は、室内で焙煎する時に使うものと同じでOKなのですが、そもそも珈琲焙煎って一般家庭ではまずやりませんよね。専用の道具をネットで購入することも可能ですがかなりのお値段がします。初めて行う珈琲焙煎ならまずはお試しと言うことで安価に済ませる工夫をしてみました。尚、焙煎用具以外のアウトドア用品、椅子やテーブル、加熱に使うコンロやコップなどはお手持ちの物を流用するかお好みの物をご購入するのが宜しいかと思います。

アウトドア用の椅子とテーブルはアウトドアレジャーでは何かと重宝します
アウトドア用の椅子とテーブルはアウトドアレジャーでは何かと重宝します

焙煎に使う火力は着火が簡単で火力調整が容易な点からガス式がお勧め。

加熱に使うコンロは使いやすさやコスパの点からはカセットガスコンロが一番です
加熱に使うコンロは使いやすさやコスパの点からはカセットガスコンロが一番です

アウトドア気分にこだわるならこのようなカセットガスコンロがお勧め。但し、写真のコンロは現在は製造終了しているようです。どうしてもなら中古や新古品がネットで購入できるようですがそれなりに高価です。ガス式でアウトドア気分にこだわるならアウトドア用品メーカー各社から出ているOD缶を使う登山用の小型ガスコンロがコンパクトで使い方も簡単で宜しいかと思います。

アウトドアな気分にこだわるならこのようなタイプのカセットガスコンロがお薦めです
アウトドアな気分にこだわるならこのようなタイプのカセットガスコンロがお薦めです

珈琲焙煎に使う道具は今回は100円均一の商品3点を購入してこれらを組み合わせて使うことにしました。

100均の商品3点を組み合わせて焙煎用具を作ります
100均の商品3点を組み合わせて焙煎用具を作ります

100均商品 その1 ダイソーの味噌こし

味噌こし器として売られていた柄のついた小型の金属ザル
味噌こし器として売られていた柄のついた小型の金属ザル

100均商品 その2 ダイソーのステンレスピンチ

ステンレス製の洗濯バサミ
ステンレス製の洗濯バサミ

100均商品 その3 ダイソーのアルミホイル

アルミホイル
アルミホイル

これら3点の100均商品を下記の写真ように組み合わせて焙煎器を構成します。味噌こしの持ち手の部分をスプーンの持ち手のような方向に90度曲げてしまうのがポイントです。持ちて部分はステンレス針金で出来ていて素手で簡単に曲げることが出来ます。

組み合わせ方は簡単ですがひとつだけ要点は柄付きの金属ザルの柄の部分を曲げるのがポイントです
組み合わせ方は簡単ですがひとつだけ要点は柄付きの金属ザルの柄の部分を曲げるのがポイントです

味噌こしの網の中に1杯分のコーヒー生豆を入れておきます。焙煎済みのコーヒー豆1杯分は概ね10gと言われています。焙煎前のコーヒー生豆なら含まれる水分の分量を考慮して1杯分12g位じゃないでしょうか。生豆12gは概ねカレー用のスプーン山盛り1杯+αと言ったところです。

コーヒー生豆をこのようにセットします(1杯分なら12gです)
コーヒー生豆をこのようにセットします(1杯分なら12gです)

これをコンロの火で気長に炙ります。火加減は中火くらいが良いと思います。注意する点は炎に近づけ過ぎないことです。早く焙煎しようと思い火に近づけ過ぎたり火力が強過ぎたりすると豆の表面が焦げるだけで中まで上手く焙煎できません。

中火の遠火で時間を掛けて焙煎するのが美味しいコーヒーを作るコツです
中火の遠火で時間を掛けて焙煎するのが美味しいコーヒーを作るコツです

焙煎にはかなりの時間が掛かります(概ね20分前後)冬季に行うなら天気の良い日に風の無い日当たりの良い場所で行うのが成功の秘訣です。

コーヒー豆を揺すりながら気長に炙ります
コーヒー豆を揺すりながら気長に炙ります

15分くらい炙ると豆が爆ぜるパチッと言う小さな音がしてきます。豆の色もホンの少し茶色くなってきます。この段階ではまだ焙煎はごく初期の段階です。ここから更に5分程度炙ると市販品の焙煎済みコーヒー豆のような濃い茶色のコーヒー豆になります。

だいぶ茶色く焙煎できました
だいぶ茶色く焙煎できました

今回は20分間炙りました。焙煎の程度はライトロースト(浅煎り)からミディアムロースト(中煎り)の中間くらいって感じでしょうか? もう少しローストしても良いかも知れませんね。ちなみに同じコーヒー生豆でも焙煎加減で味や香りが大きく異なります。焙煎が浅いと苦味が少なく酸味がやや際立ちます。焙煎が深いと酸味が弱まり苦味が際立ちます。アイスコーヒー用の焙煎豆のように極端に深い焙煎になると苦味だけで微妙な香りも飛んでしまいます。今回のコピ・ルアックのような高級豆はあまり深い焙煎はしない方が良いように思います。

ライトロースト+アルファって感じに焙煎できました
ライトロースト+アルファって感じに焙煎できました

焙煎が済んだ豆は直ぐに挽かずに最低でも手で触れる程度にまで冷まします。尚、熱々のうちに挽いてしまうと豆に含まれる水蒸気の影響で挽いた豆の粉がコーヒーミルから上手く出てくれません。豆を冷ましている間にお湯を沸かしましょう。今回は湯沸かしにも省エネなケトルを使いました。

ケリーケトルに代表されるこのようなチムニータイプのケトルは少量の火力で驚くほど早く湯が沸きます
ケリーケトルに代表されるこのようなチムニータイプのケトルは少量の火力で驚くほど早く湯が沸きます

コーヒー豆が冷めたらコーヒーミルで挽きます。焙煎豆を挽かずに丸のまま煮出すという方法もありますが今回は高級コーヒーのコピ・ルアックです。ドリップコーヒーで香りと味を楽しみたいですね。

焙煎が済んだ豆は最低でも手で触れる程度にまでは冷やします
焙煎が済んだ豆は最低でも手で触れる程度にまでは冷やします

コーヒーミルはお手持ちの物を使えば良いと思います。新規購入するならアウトドア用の小型の筒型コーヒーミルが販売されていますのでこれらを選べば良いと思います。写真のミルはキャプテンスタッグから出ている商品です。尚、写真のようなアウトドア用のミルは豆を溢さず入れるのがやや難しいですが100均商品の折りたたみ式の漏斗(写真の黄緑色の物)を使うと上手く入れることが出来ます。

アウトドア用コーヒーミルに豆を入れる時は100均のシリコンゴム製フォールディング漏斗を使うと溢さず上手く入ります
アウトドア用コーヒーミルに豆を入れる時は100均のシリコンゴム製フォールディング漏斗を使うと溢さず上手く入ります

コーヒー豆が挽けたらドリップして頂きましょう!! 今回使っているコーヒードリッパーは真鍮製の折りたたみ式ドリッパーですが、100均商品のステンレス製のスプリング式の折りたたみドリッパーが安価でこう言った用途では使いやすく良いと思います。

ドリップコーヒーは味も香りも最高
ドリップコーヒーは味も香りも最高

是非みなさんも天気の良い日に身近な屋外で珈琲焙煎してみて下さい。きっと良い気分転換になりますよ。

野良猫に学んだお手軽安価なアウトドアレジャーは如何です?
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最後までご覧いただきありがとうございます!! この記事は動画でもご覧頂けます。

ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

「身近な場所でアウトドア・レジャーを満喫」が健啖隊のメインテーマ。ここでは様々なアウトドアシーンで知っていると役に立つ知識や情報を紹介します。特に魚釣りと釣った魚の調理・山野草・キノコは得意分野です。健啖隊の動画チャンネルでは釣ったブラックバスを料理して食べる動画はギネス級にたくさん公開しています。紹介した料理の数も一般的なソテーやフライから刺身やクサヤ干物まで汎ゆる料理を網羅しています。一度、健啖隊の動画チャンネルをご覧になれば必ずやビックリすると思います。尚、ブラックバスをどう捌けば美味しく食べられるかの要点は健啖隊が実践して見出した方法がウィキペディアでも掲載される程に認知されています。

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