【振らないで】スピナーなしでレタスの水切りをする裏ワザ!5つの検証からわかったベストと残念な方法
レタスサラダの美味しい季節になりました。レタスを洗った後、どんなふうに水を切っていますか?サラダスピナーがあればいいのですが、「持っていない」「他の食材が入っている」など、使えない時もありますよね。私も1つ持っているのですが他で使っている時も多く、どう水を切ろうか悩んでしまうこともありました。
そこで今回は、私も知りたかった「どれくらい水が残るのか?」と「スピナー以外の効率的な方法」について検証からわかったことを紹介します。ベストと残念な方法も紹介するので、参考にしてくださいね。
ザルにあけただけでは多く水が残る
今回は、一口大にちぎったレタス100gで、検証をしました。水洗いでザルにあけた重量は123gでした。「ザルにあける」だけでは23gの水分が付着していることになります。これが水っぽくなって、美味しさを半減させる原因ですね。
5つの方法の水の残りは???検証結果
続いて、スピナーを含めた5つの方法の水切れ具合の検証です。条件を同じにするため、いずれも購入してきた新しいレタス100gを一口大にちぎり、たっぷりの水で洗ったあとザルにあけ、それぞれの方法を試しています。
①縦ふり5回
レタスが入っているザルごと、垂直方向に5cmくらい5回ふる方法です。多くの家庭が行っている方法です。ただこれでは、あまり水が切れず、15gの水分がまだ付着していました。見ても、ところどころ水滴がついているのを確認できました。
②蓋ありで30回ふる
ザルを受けていたボールをかぶせて蓋代わりにし、縦横に5cmくらいしっかり30回ふりました。蓋がある分、力を入れてしっかり振ることができました。ただ、この方法も水切れが悪く、残りが12gと①とほぼ変わらない結果となりました。
③キッチンペーパー1枚
ザルに入ったレタスに、上からキッチンペーパー1枚をかぶせて、軽くふわっと「つかむ・離す」を1~2秒間繰り返しました。キッチンペーパーでふき取るような感じです。キッチンペーパーはすぐにびしょびしょに濡れ、多くの水分がとれましたが、ザルの下のほうのレタスまでは水はふき取れませんでした。
④キッチンペーパー2枚
③の方法を2回繰り返して、2枚のキッチンペーパーを使用してふき取りました。ザルの上のほうにあったレタスはもちろん、下のほうのレタスまでしっかり水分を拭きとれました。水分の残りは5gとだいぶ少なくなりました。
⑤サラダスピナー5回転
スピナーのハンドルを回して、勢いよく5回転しました。時間にして1~2秒です。しっかり水分を切れ、見た目でもほとんど水分が残っていません。水分の付着分は5gです。
ベストはキッチンペーパー
スピナー以外の方法では、もっとも水切れが良かったのは「キッチンペーパー」です。なかでも2枚使えばしっかり水分をふき取れて、スピナーと同じレベルまでしっかり水を切ることができました。資源が少しもったいないような気もしますが、いざという時はキッチンペーパーでパラパラッとふき取るのがベストな方法と言えそうです。
残念は蓋ありで30回ふる
私にとって、衝撃で残念な結果だったのが「蓋ありで30回ふる」です。蓋がある分、力強くふることができたのですが、レタスがしんなりしてしまいました。スピナーと違って、四方八方に強く力が加わることが原因のようです。
見た目も悪く、食べるとシャキシャキ感が薄れていました。レタスを傷める水切り方法で、残念な水切り方であることがわかりました。
まとめ
・スピナーは短時間で水分を切れる
・スピナー以外ならキッチンペーパーが効率的
・100gのレタスならキッチンペーパー2枚でしっかり水分が切れる
・ボールを蓋代わりにして強くふるとレタスがしなしなになる
レタスのサラダが美味しい季節です。レタスは体を冷やす働きやイライラを改善する効果もあります。上手に水を切って、おいしく食べてくださいね。
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