【英語で何て言う?】”ぶっつけ本番”と言いたいとき、使える単語やフレーズは?
こんにちは、英語学習者のLonely Learnerです。
私が留学をしていた時、クラスメートの前でスピーチ(発表)をしなくてはいけないことが何度かありました。海外の学校ではスピーチをする機会がとても多いですよね。
私は緊張しいなので、必死に準備してスピーチに臨んでいましたが、なかにはほとんど準備をせずにアドリブでやってしまう猛者もいまして……その度胸に唖然としたものです。即興が得意な人、本当に羨ましい!!
今日はそのような準備なしの即興の場面、いわゆる「ぶっつけ本番」な状況を表す英語表現を、いくつかご紹介したいと思います。
人生、いつでも準備や練習ができるとは限りませんので……覚えておくと役に立つかも?
① Off the cuff
Off the cuff というフレーズには準備なしに、即興で何かをするという意味があります。
Cuffというのはシャツやブラウスなどの袖口(カフ)のことです。むかし演劇や演説などをする人たちが自分の服の袖口にメモ、いわゆるカンペを書いていたという逸話から派生して、ぶっつけ本番で何かをするときに使える英語表現になりました。
例文:
I was amazed by his speech, which was completely off the cuff.
(彼の完全にぶっつけ本番のスピーチには驚かされました。)
I’m scared to go off the cuff in front of many people, so I always need to prepare.
(大勢の前でぶっつけ本番だなんて怖いので、私はいつも準備が必要です)
② Improvise
Improvise(発音はインプロバイズ)には、その場の行き当たりばったりで何かを作り上げたりするという意味があります。
ミュージシャンが即興で演奏したり、打ち合わせなしにセッションしたりすることをImprovisationと言ったりします。
例文:
The musicians enjoyed improvisation for few hours on the street.
(路上でミュージシャンたちが数時間、即興で演奏をしていました。)
A: Oh my god, I completely forgot my lines!
B: Don't worry, let's improvise.
(A:うわあ、自分のセリフすっかり忘れちゃった!
B: 大丈夫、ぶっつけ本番でいこう)
③ Wing it
ぶっつけ本番を表す英語として、Wing itという表現を使うこともできます。
Wingというのは本来は翼、という意味ですが、Wing itというと即興でなにかをするという熟語になります。こちらは上の二つよりも少しカジュアルな表現になるみたいです。
例文:
Since there was no time for rehearsal that day, I winged it.
(その日はリハーサルをする時間が全然なかったから、もう即興でやりました)
The wedding speech is very important. Please practice. Don’t just wing it!
(結婚式のスピーチはすっごく重要。練習してね。ぶっつけでやらないでよ!)
まとめ
今回はぶっつけ本番というシチュエーションで使える英語を3つ紹介しました。
① Off the cuff
② Improvise
③ Wing it
これからも実際の場面で使えるような英単語や英語フレーズなどを、みなさんに紹介していけたらと思います♪