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【相模原市】昭和レトロで人気の洋食屋「デミタス」の”ダムカレー”が個性的で素晴しい

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は神奈川県の相模湖周辺で食べられる「相模ダムカレー」から食レポです。

「相模ダム」とは、昭和22年(1947)年に完成した日本初の多目的ダム、関連設備の老朽化に伴い約252億円をかけた相模ダム大規模改修が進んでいます。

この改修工事を機会を地域を盛り上げようと提供を始めたのがダムカレー、相模湖周辺では現在7店舗が参加しています。

「ダムカレー」とは、その名の通りダムをモチーフにしたカレーのことで、ライスはダム部分の堰堤(えんてい)、カレーのルーは湖面(貯水池)を表現しているのが一般的。スプーンでライスを崩し、ルーを流し込み「ダム決壊」を楽しみながら食べる人も多いという。

そんなダムカレーが相模湖周辺で集結しているというのだ!しかも各店で工夫を凝らした個性的なダムカレーだというから興味深い。

この「さがみ湖 相模ダムカレー」と書かれた ”黄色いノボリ” が目印です。

今回紹介するのは、JR相模湖駅の目の前にある「いかりやレストラン デミタス」というレトロ感あるれるカフェレストラン。

相模湖周辺は昭和レトロなスポットとしても注目が集まっており、レトロ喫茶や地元食堂めぐりをしている人にもおすすめのお店です。

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入口の階段を進んで行くと、そこには「ダムカレー」の案内が…!

店内はタイムスリップしたかのような古めかしさがあるも、隅々までキレイに掃除されており、昭和の趣を残した重厚感のある浅緑色のソファー席が整列しています。

開放感のある大きな窓からはレトロな商店街のアーチ目の前に。あぁ~この空間は令和ではなく、昭和のまま止っている…。そう感じさせる空気感がたまらない。

人により捉え方は様々ですが、海や山など自然の風景だけでなく昭和の景観も癒されるものだと…。そんな雰囲気です。

さて、メニューを見ると…

カフェレストランという言うよりも、「ザ・食堂じゃないか!」と突っ込みたくなるような料理が並んでいます。けっこうガッツリ系で、地元の方にお話を聞くと、カツカレーが人気だという。ダムカレーへの期待も膨らみます。

さて、同店のダムカレーは、柔らかいヒレカツが3枚ドーン!とライスを囲っています。一般的にダムカレーはルーを堰き止めるイメージですが、ここはちょっと違う。ダムと言うよりも堤防のような風貌です。

決壊させても、なんら被害はない…。

店主さんにお話を聞くと、「決壊ってイメージわるいやん」と一言。あまり深く考えたワケではないそうですが、美味しく食べてくれたら嬉しいと笑顔で語る。ルーの上に見える野菜ペーストは湖面のキラキラに見えるが、その点も食べる側の想像にお任せだとか。

カツカレーを注文するとロースカツ、ダムカレーだとヒレカツ。その違いも分かりやすく、楽しみながら平和な気持ちで食べれれるのも実に良い。

そして何より驚くのは、ヒレカツの柔らかさとルーの旨みだ。辛すぎる事もなく、深みのある家庭的な味わいですが、絶対に家庭では味わえない唯一無二の独特の香味が印象駅。

ダムカレーという楽しみ方だけでなく、純粋なカレー好きにもドハマリする魅力に包まれています。それにしても相模ダムカレーは個性的で本当に面白い。他のダムカレーとちょっと違っているようにも感じます。ぜひ、巡ってみて下さい。

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いかりやレストラン デミタス
住所:神奈川県相模原市緑区与瀬本町13
電話番号:042-684-2536
営業時間:9:00~19:00
定休日:木曜日

※相模ダムカレーに関する詳細は ⇒ ぶらり相模湖(外部リンク)
地図(外部リンク)

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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