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「肌の不調」に関わる"5つ"のビタミン!!-ビタミンの特徴からわかりやすく解説

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「肌の不調」と「ビタミン」の関係を解説していきます。

今回の目次

  • 【1】ビタミンの役割
  • 【2】肌の不調と関わりの深い"5つ"のビタミン
  • ①ビタミンA
  • ②ビタミンE
  • ③ビタミンB2
  • ④ビタミンB6
  • ⑤ビタミンC
  • 【3】ビタミンの摂り方のポイント!

【1】ビタミンの役割

ビタミンは、糖質・脂質・たんぱく質・ミネラルとあわせて「五大栄養素」の1つです。

多くのビタミンは体内で合成されないので、食事から摂取する必要があります。

ビタミンには様々な種類がありますが、今回は「肌の不調」と関わりの深いものを"5つ"紹介します。

【2】肌の不調と関わりの深い"5つ"のビタミン

肌の不調と関わりの深いビタミンはいくつかありますが、今回紹介するのはA・E・B2・B6・Cです。

①ビタミンA

ビタミンAは、目・皮膚・免疫の機能を正常に保つために大切な栄養素で、レバー・ウナギ・ほうれん草・にんじんなどに多く含まれています。

不足すると眼球や皮膚の乾燥・皮膚の角化(硬くなる)にきびなどに繋がります。

目の不調や免疫力の低下などにも繋がりやすくなります。

②ビタミンE

ビタミンEは、強い抗酸化作用があり、カボチャ・アーモンドなどに多く含まれています。

体内の酸化(老化)を予防するために大切で、不足すると皮膚が乾燥しやすくなります。

③ビタミンB2

ビタミンB2は、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために大切で、豚レバー・イワシ・アーモンドなどに多く含まれています。

不足すると口内炎・口角炎・口唇炎といった口周りの不調湿疹ができやすくなります。

④ビタミンB6

ビタミンB6は、アミノ酸(たんぱく質)代謝に大切で、マグロ・にんじん・ピスタチオなどに多く含まれています。

一般的には不足しにくいですが、不足すると口内炎・口角炎・皮膚炎などに繋がりやすくなります。

⑤ビタミンC

ビタミンCは、皮膚の張りを保つためのコラーゲンの生合成に大切で、赤ピーマン・いちご・ブロッコリーなどに多く含まれています。

喫煙やストレスによっても消費しやすく、不足すると皮膚の乾燥やしわ・たるみに繋がりやすくなります。

【3】ビタミンの摂り方のポイント!

ビタミン不足は、少し不足したらすぐに自覚症状が現れるわけではありません

基本的には、徐々に不足していき、徐々に不調が現れます。

そのため、一度にたくさんの量を摂るのではなく、日々の食事からコツコツと摂ることが大切です。

また、今回紹介したビタミンは、下のようなポイントもあります。

  • ビタミンA…体内に溜め込みやすいので過剰摂取には注意。緑黄色野菜に多く含まれるβ-カロテンでもカバーできる。
  • ビタミンE…油と一緒に摂ると吸収が良くなるため、炒めたりするのがおすすめ。ただし、カロリーには注意。
  • ビタミンB2…長時間の運動をする(エネルギーをたくさん消費する)方は消費しやすいため積極的に摂るようにする。
  • ビタミンB6…たんぱく質をたくさん摂取する方(プロテインなど)は消費しやすいため、積極的に摂ると良い。
  • ビタミンC…喫煙・ストレスなどによっても不足しやすくなるので注意。鮮度の良い生の緑黄色野菜から摂ると良い。

ビタミンには他にも様々な種類があり、どれが"1番"大切というのは、バランスよく摂ることが大切です。

下の動画ではビタミンの全体像を解説しておりますので、興味ある方はぜひご覧ください。

最後までご覧頂きありがとうございました。
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身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/JSTAS認定整体師/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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