チョコレートで睡眠の質向上?悪影響も!?おすすめ&気を付けたいポイントを紹介
テレビコマーシャルなどで「ストレスを低減」と謳っているチョコレート製品や、「チョコレートを食べるとリラックスできる」「良い睡眠につながる」と聞いたことがある方はいらっしゃるのではないでしょうか?
ただしすべてのチョコレートが当てはまるわけではありませんし、適切な量を適切なタイミングで食べる必要があります。
この記事で紹介すること
・チョコレートでリラックスして眠くなるの?
・食べるならどのチョコレートでもいいの?
・リラックスが期待?チョコレートを選ぶコツ
・チョコレートでリラックスして眠くなるの?
チョコレートに含まれるカカオには「テオブロミン」「GABA」「カカオポリフェノール」が含まれています。これらは心と体を落ち着かせたり、緊張を緩和させたりとリラックスしたいときに摂りたい成分です。
体がリラックスできる状態になれば、自然な眠気や質の良い睡眠につながる可能性があります。
・食べるならどのチョコレートでもいいの?
「カカオ〇%」というパッケージを見たことがある方は多いのではないでしょうか?
チョコレート、準チョコレート、チョコレート菓子など現在多くのチョコレート製品が販売されており、含有成分の内容や割合もさまざまです。
中には「テオブロミン」「GABA」「カカオポリフェノール」が含有されておらず、逆に「砂糖」や「糖質」の割合がとても高い製品もたくさんあります。糖分を摂りすぎてしまうと一時的に血糖値が過度に上がり、睡眠の質が低下してしまう可能性があります。砂糖の割合が高いチョコレート製品はたくさんあり、体に良いと思って食べているチョコレートが睡眠に悪影響を及ぼしている可能性も考えられます。適切なチョコレートを選びましょう。
・リラックスが期待?チョコレートを選ぶコツ
先ほどご紹介したように、リラックスしたいときに摂りたいのはカカオに含まれる「テオブロミン」「GABA」「カカオポリフェノール」含有のチョコレートです。
成分表にこれらの成分が記載されているものやカカオ含有率が高いものがおすすめです。
逆に「砂糖」「植物油脂」などの含有率の高いものはおすすめできません。食べることによって一時的に疲労が軽減される可能性はありますが、その後は体に悪影響です。眠気が起こりにくくなったり、睡眠の質が低下してしまったり、糖質依存の体質にもなりかねません。
さいごに
「チョコレートを食べてリラックスしたい」なら、適切な成分が含まれているチョコレートを選ぶ必要があります。
また、食べるタイミングも大切です。就寝前に大量のチョコレートを食べたり、砂糖の含有量が高いチョコレートを食べてしまうと、体で消化しきれなかったり血糖値が過度に上がってしまい、睡眠の質は低下してしまいます。
おやつとしてのチョコレートを楽しみつつ、健康面においては必要に応じて適切なチョコレートを適切なタイミングで食べることをおすすめします。