後天的に、「ひとりが好きな人」「孤独を愛する人」になった理由を、心理カウンセラーが考察します。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「ひとりが好きな人」というテーマでお話したいと思います。
以前、「ひとりが好きな人の特徴」というテーマでお話しましたが、今日はその続きとなります。ちなみに、前回の記事では、生まれる前、先天的性格から見たひとりが好きな人のお話でしたが、今回は、生まれたあと、後天的性格から見たひとりが好きな人のお話です。
はじめに、
人間には、群居欲とか所属欲求とか言われれる根源的な欲求があります。
そう、人は、社会的動物なので、本来はひとりが好きじゃないんですね。
でも、実際は、ひとりが好きな人っていますよね。
そういう人は、どういう人なのでしょうか?
ひとつめは、人に気を遣う人です。
人といると、人に気を遣ってしまう。つい人に、しかも必要以上に気を遣ってしまう。だから人と一緒にいると疲れる。だからひとりでいたいと思う。
そう、人に気を遣い過ぎる人は、必然的にひとりが好きになってしまうのです。
ふたつめは、心傷つきやすい人です。
人の何気ない言葉に心傷つく。「相手は悪気なく言っているんだ」と自分に言い聞かせても、やっぱり心傷つく。だからひとりでいることが多い。
そう、心傷つきやすい人は、必然的にひとりが好きになってしまうのです
みっつめは、過敏な人です。
人が出す音が気になる。人の発する臭いが気になる。人の仕草が気になる。そういう人は、人と一緒にいると苦痛を感じてしまうので、必然的にひとりが好きになってしまうのです。
以上、ひとりが好きな人の特徴を3つご紹介しました。
あなたはひとりが好きですか?
そして、あなたは、今言った3つに当てはまっていますか?
ちなみに私は、ひとりが好きな人です。寂しがり屋のくせにひとりが好きです。自分でも厄介な性格だなぁと思いますが、今となっては、どうしようもありません。これからも、ひとりが好きな自分と上手につきあっていきたいと思っています。
最後に、ひとりが好きなことは全然悪いことではありません。
でも徹底的に孤独感を覚えるようになると、もしくは孤立してしまうと…、人は心病むようになっています。だから最低限、病まない程度には、人と接するようにしていきましょう。
というわけで、今日は、「ひとりが好きな人」というテーマでお話させていただきました。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。