ChatGPTで記事の自動生成できる『 #Xaris.ai 』でSEO対策記事を全自動で執筆してみた
KNNポール神田です。
『ChatGPT』のAPIを使ったサービスが続々と登場している。
業種や業界を専門特化したことによって、より細部にわたり、AIの特性を活かせる。
今回は、AIを活用したSEOライティング支援ツールの『Xaris.ai(カリス)』のβテスターとして参加してみた。
https://project-xaris.studio.site/
メールアドレス登録者は、リクエスト100回まで無償で可能なので使ってみた。
1リクエストとは、ChatGPTとのChatの回数を表している。
■『記事タイトル』の『プロンプト』は、キーワードの単語ベースでOK!
『Xaris.ai』は、ブログなどの原稿執筆に特化したサービスなので、単語ベースで『記事タイトル』や『本文』を提案してくれる。
AIへの『生成プロンプト』を考えるのではなく、まるでGoogle検索する要素の単語を打ちこむだけで、誰もが、SEO記事の効率のよい文章を提案をしてもらえる。
『キーワード』は、単語ベースで、
『ChatGPT SEO記事 効率 量産 方法』としてみた。
ChatGPTに関するSEOの記事を効率よく量産する記事を執筆したいからだ。
今回は『Xaris.ai』の腕試しとして、自分で文字を一切、打つことなくどこまでできるかにトライしてみた。なので、全く修正をしない文章の生成のテストとなる。
『ChatGPT SEO記事 効率 量産 方法』と打ち込むと…
文章全体のコンセプトを考えてタイトルを提案してくれる。
■タイトルが自動生成され提案される
『タイトル案』が自動生成されて提案される。ここで気に入るタイトルを選択する。
『【GPT自動生成記事の品質向上】SEO対策に使える5つの方法を大公開!』
というタイトルを選択し、『挿入』ボタンを押すと右側のエディタの画面へ『タイトル』が挿入される。
ここまではなんとなくイメージできたが、ここからが驚く…。
『次へ』の青いボタンを押すと…アウトラインとなる『各見出し』が自動的に生成された。
『挿入ボタン』を押すと、右側の編集画面に挿入され、全体の構成が把握できるようになる。
タイトルに沿った、アウトラインの見出しが生成され、この時点でブログの記事向けの論理的な構成となっているのがわかる。
これだけでも十分に執筆する時のポイントのアイデア出しになるだろう。
■タイトルに沿った本文を自動生成!
そして、ここからが、Xaris.ai の本領発揮だ!
なんとアウトラインの『見出し』にあった『本文』を執筆してくれる。
『見出し』に沿った『本文』を選ぶだけで、本文が挿入されるようになった…。
それも『見出し』の直下に挿入してくれる…。
あとはこれを何回も繰り返すだけで、記事が『全自動』で生成することができた。
これはすごい時代がやってきたと思える。
腕試しとして、一切手を加えないでもSEO記事が生成できてしまったではないか…。
改行などを入れるところは、notion.aiを使ってAIに編集してもらったので、筆者は、改行ボタンすら触っていない。
ブログでは、AIが執筆したことを明記して公開してみた。
【GPT自動生成記事の品質向上】SEO対策に使える5つの方法を大公開!
■文章をAIが紡いでくれる時代にライターは何をすべきなのか?
このXaris.aiを使ってみて感じたのが、誰がおこなっても、同じ文章になることだ。
しかし、最初の投げかけるワードや指示のしかたで文章は大きく変わる。
最後に『シェークスピア調で』といれただけでタイトルは大きく変化した…。
【シェイクスピア流】SEO記事の効率的な量産方法とは?効果的なタイトルの付け方も伝授!
【Shakespeare's SEO】シェイクスピア風文章で学ぶ!SEO記事を効率的に量産する方法
【シェイクスピアの教え】SEO記事の量産に困っている人必見!シェイクスピア調で伝授する効率的な書き方
『【シェイクスピア流】SEO記事の効率的な量産方法とは?効果的なタイトルの付け方も伝授!』を選択し、アウトラインと見出しを提案させると、今までとは少し流れが変わった提案がなされる。本文にもその影響がみられる。
■対話型AIを使った『プロンプト・ライティング』の可能性
5W2Hの必要なストレートニュースや議事録から、質問事項やサポート、供述書など、大量のドキュメントを必要とされる業界はまだまだある。
査読するのも今後はAIが活躍することだろう。
顧客や読者のニーズがある文章を用意するには、大量のスキルと時間を要していたが、対話型AIを使うことによって、『プロンプト』の『質』による『インプット』で『アウトプット』は大きく変わる。
高度な質の『プロンプト』で質問をすることによって、ChatGPTのような対話型AIはそのレベルに応じたアウトプットを返してくれるようになった。最適解なアウトプットを得るための『プロンプトライティング』や『プロンプター』というような新ジャンルの職業も誕生することだろう。
誰もが同じアウトプットを得ることは価値には、つながらない。むしろ、個性のあるアウトプットをどう紡ぐのかが命題となる…。
言葉を紡ぐのに、鉛筆やボールペン、ワードプロセッサー、AIなどの文房具はむしろ関係がない。
ワードプロセッサーの登場で、悪筆でも漢字が書けなくても、誰もがきれいな活字の文章をプリントアウトできるようになった。
対話型AIの登場によって、アイデアがなくても、誰もがそれなりの文章を紡ぐことができるようになった。ゴールはその先にある。
かつてのタイプライターや、ワードプロセッサー、そして対話型AIという新時代のツールによって、『テキスト』を紡ぐツールは人類を別次元に進化させることだろう。テキストで紡がれた『プロンプト』は文章としてではなく『コマンド』として、音や映像やありとあらゆるものの『アウトプット』に影響を与えはじめた。
2023年、現在進行形として、ありとあらゆるものが変化していく。メディアや業界が大きく震撼し、時代が大きく変わろうとしている。
インターネットの普及年となった1995年の28年前と酷似している。