我慢は危ない!うつ病の時に「当てはまる」特徴について解説
こんにちは、精神科医しょうです。
今回の記事のテーマはうつ病だと当てはまる特徴についてです。
外来をやっていると、「自分はうつかもしれない」「うつ病かどうかわからない」こんな意見を耳にすることがあります。
確かにネット上には様々な情報も溢れ、どう判断しなくてはいけないかわからないことも多々ありますね。
そんなあなたのために、うつ病だと当てはまる特徴がありますのでお伝えしますね!
この記事を読んでほしい人
- うつ病であれば当てはまる特徴について知りたい人
この記事を読むメリット
- うつ病であれば当てはまる特徴がわかる
この記事の信頼性
- 普段の精神科での外来診療に加え、インスタにて6万人以上のフォロワーさんとの関わりから発信します
うつ病の時、当てはまる特徴
まず結論からお伝えしていくと、うつ病であれば当てはまる特徴とは、「抑うつ気分」なんですね。
抑うつ気分とは気分の落ち込みのことです。「なんだそんな事か…」という声が聞こえてきたような気がしてきました。もう少しだけ話を聞いてみてください。
うつ病で当てはまる抑うつ気分は、気分の落ち込みといってもただの気分の落ち込みではありません。
うつ病の気分の落ち込みは持続性のものなんです。さらに深堀りしていきましょう。
誰しも気分の落ち込みは経験したことがありますよね。
これを経験したことがない方はいないのではと思います。
しかし、持続性の落ち込みを経験したことがある方はそんなに多くないはず。持続性といっても、一日や二日のレベルではありません。
少なくとも2週間の単位で、一日中沈んでいるレベルのものが病的な症状なんです。
ここまでの持続性の抑うつ気分が続けば、日常生活になんらかの支障が出ていることは間違いありません。
家事や仕事が滞ったり、なんらかの支障が出ることは間違いないでしょう。
気分の落ち込みといっても持続するようなレベルのものは、病的である可能性があり要注意と言えるんですね。
我慢は禁物
「2週間以上、気分の落ち込みが続かないならもう少し様子みてみよかな?」
こう思った方もいるのではないでしょうか?
確かに2週間以内で良くなるレベルの抑うつ気分は病的な症状とは言いづらいですが、とはいえ2週間我慢してくださいと私は言っているわけではありません。
まだ2週間以内の気分の落ち込みとはいえ、食欲が落ちていたり、身の回りが手につかなかったり、ソワソワと落ち着かなく眠れないなど、明らかに日常生活に支障が出ている場合は話は別です。
2週間我慢しようと思わずに、専門家への相談をお勧めします。
そして、2週間を超えて、現在うつ症状を我慢している方も我慢なさらないようにしてくださいね。今はかつてほど心療内科や精神科への受診のハードルは高くありません。
「眠れないくらいで受診していいのかな?」という方が時々いらっしゃるのですが、全然良いんです!辛さは人それぞれ。それを自分で判断して我慢してはいけませんよ。
あなたの症状が良くなることを願っております。
まとめ
本日はうつ病の時、当てはまる特徴についてお伝えしました。
その特徴とは、2週間以上続く気分の落ち込みでした。
もし現在この記事を読んでいる方でそのような状態にあり医療にもかからず我慢してはいませんか?我慢はしないでくださいね。
もし1人で抱えて苦しんでいるのであれば、この記事を読んで一歩踏み出してくださると嬉しいです。
うつ病であるにしてもそうでないにしても、まずは診察を受けてみないとわからない部分が大きいです。そして、我慢するよりも、あなたの気持ちが楽になっていくことには間違いありませんからね!
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
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