LED電球にすると「どのくらいの期間で元が取れる?」電球選びの参考書【ライフハック】
はじめに
電球を選ぶ際、最近は「LED電球」が注目されていますが、価格が高いというイメージもあり、購入をためらっている人も多いかもしれません。
DIYが趣味の私たちは状況に合わせて照明を変えるのですが、長期的に考えると断然LED電球がおすすめです。
ということで、LED電球とは何か、他の電球との価格や寿命、電気代の違いを比較し、最終的にどのくらいの期間で元が取れそうかについて解説します。
1. LED電球とは?
LED電球(発光ダイオード電球)は、従来の白熱電球や蛍光灯と異なり、電気を直接光に変換する技術を使用しています。これにより、エネルギー効率が非常に高く、同じ明るさを保ちながら、消費電力を大幅に削減することができます。また、LED電球は耐久性があり、振動や衝撃にも強いため、さまざまな環境で利用されています。
2. 価格、寿命、電気代の観点で各電球を比較
a. 白熱電球
価格:安価で、1個100〜200円ほど。
寿命:約1,000〜2,000時間と短め。
電気代:消費電力が高く、年間の電気代が高くなる(60Wの場合、1日5時間使用で年間約3,000円)。
b. 蛍光灯(電球型蛍光灯)
価格:1,000〜2,000円程度。
寿命:約6,000〜15,000時間と、白熱電球よりも長い。
電気代:消費電力は白熱電球の約1/4(15W程度)で、年間電気代は1日5時間使用で約700円。
c. LED電球
価格:1個1,000〜3,000円程度と他の電球より高め。
寿命:25,000〜40,000時間と圧倒的に長い。
電気代:消費電力は白熱電球の1/7〜1/10程度(約7〜10W)、年間の電気代は1日5時間使用で約300円。
3. LED電球は本体が高いけど元は取れるのか?
LED電球は他の電球に比べて本体価格が高いため、購入をためらう方も多いでしょう。しかし、長期的にはLED電球が圧倒的にお得であることがわかります。
a. 寿命の長さでコスト削減
LED電球は寿命が長く、一度購入すると10年以上使えることも珍しくありません。これに対して、白熱電球は頻繁に交換が必要であり、長期的にはLED電球の方が交換コストを抑えることができます。
b. 電気代の大幅な節約
LED電球は白熱電球に比べて消費電力が約1/7〜1/10です。そのため、毎月の電気代も大幅に削減されます。仮に1年間に数十個の電球を使う家庭であれば、電気代だけで年間数千円〜数万円の差が出ることもあります。
c. 初期投資は高くても長期的にお得
例えば、LED電球を20個購入した場合、初期費用は3万円ほどと高く感じるかもしれませんが、電気代をシミュレーションしてみると、1年弱で元を取ってくれる計算となります。
また、長期的に見れば電気代と交換費用の削減で元が取れるどころか、それ以上の節約につながるでしょう。
まとめ
LED電球は確かに初期費用が高いですが、長寿命で電気代も安いため、長期的に見ると非常に経済的な選択です。白熱電球や蛍光灯よりも圧倒的に使用電力が少なく、長期的に考えると間違いなくコストパフォーマンスも良いため、迷わずLED電球を使うことをおすすめします。