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「被害者」としての拉致問題と「加害者」としての慰安婦問題の相関関係(1)

辺真一ジャーナリスト・コリア・レポート編集長
日韓首脳会談(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

 韓国は解放(終戦)前日の8月14日を新たに「慰安婦の日」に設定し、文在寅大統領がその行事に出席し、慰安婦問題について「外交的な方法で解決される問題ではない」と述べた。文政権は2015年に朴槿恵前政権下で交わされた完全解決を宣言した「日韓合意」を否定する姿勢を示した。

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ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

東京生まれ。明治学院大学英文科卒、新聞記者を経て1982年朝鮮問題専門誌「コリア・レポート」創刊。86年 評論家活動。98年ラジオ「アジアニュース」キャスター。03年 沖縄大学客員教授、海上保安庁政策アドバイザー(~15年3月)を歴任。外国人特派員協会、日本ペンクラブ会員。「もしも南北統一したら」(最新著)をはじめ「表裏の朝鮮半島」「韓国人と上手につきあう法」「韓国経済ハンドブック」「北朝鮮100の新常識」「金正恩の北朝鮮と日本」「世界が一目置く日本人」「大統領を殺す国 韓国」「在日の涙」「北朝鮮と日本人」(アントニオ猪木との共著)「真赤な韓国」(武藤正敏元駐韓日本大使との共著)など著書25冊