タモリさんがヨット大会を開催 沼津(江浦・内浦)を訪ねました!
関東圏のエモ静ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな!(記事一覧)です。今回は、タモリさんがヨット大会を主催していた、沼津(江浦・内浦)を訪ねました!
沼津といえば、沼津港が有名。出張客も、沼津駅周辺で過ごすことが多い町です。今回は、沼津市の南側に当たる江浦・内浦地区を訪ねます。
沼津駅から、路線バスが便利です。
内浦地区の代表的な観光地は、2つの水族館ですが、今回は、長浜城跡を訪問。タモリさんのヨット係留地から近く、おそらく訪ねているのではないかと思います。
バスを降りると大きな船を示す模型! ここは、戦国時代、ある戦国武将の「海軍」の拠点だった場所です。
階段を登ると、内浦の絶景! 富士山もなんとか見えました。
(タモリさんが、2012年までヨットレースを主催していたヨットハーバーは、写真のこんもりした島の右奥です。このあと紹介します)
富士山は、春から初秋にかけては、海から上がる水蒸気が雲となり、見えないことが多いのですが、9月下旬の午前ならギリギリ見えるのでは?との計算が当たりました。
10月以降はもっと見えるようになりますので、ぜひ訪ねてみてください!
沼津市は、くの字をひっくり返した形(>)。多くの観光客は、沼津駅や漁港がある上半分を訪ねますが、ちょうど折れ目の内浦・江浦は、隠れた名所です。
沼津市は、伊豆地方には分類されないことも多いですが、折れ目より下あたりを「北伊豆」と名づけ、PRしている企業もあり、ぜひ知っておきたいエリアです。
長浜城跡は、戦国時代の武将の水軍(海軍のようなもの)の拠点。
建物があったと推定される場所が柱で示され、土塁が周りを囲みます。お城の防衛のためには、深く掘るか、高さを盛るかが選択肢。それぞれ、堀、土塁と呼びます。
堀の跡も残っていました。堀は、内部を伝って侵入してくる敵もいるため、ここ長浜城跡では、途中で行き止まりになる堀があるのも特徴です。
ここまで守りを固めたのは、実は対岸の左手が、怖い怖い武田氏の拠点だったからです。長浜城跡は、小田原城を拠点とする、北条氏の水軍の拠点だったのです。
対岸左手に、武田氏の三枚橋城。中央から右手にかけ、北条氏の別拠点、鷲頭山砦、重寺城。
長浜城跡から、タモリさんがヨット大会を主催していたヤマハマリーナ沼津(東江の浦バス停すぐ)まで、バスで15分程度です。時間があれば、伊豆三津シーパラダイスバス停まで、歩いてみるのもおすすめです。
内浦・江浦の景観の特徴は、こんもり丸い小さな山。この景観は、伊豆ならでは。内浦・江浦のほか、伊豆下田、伊豆の国市大仁で見ることができます。
写真の淡島は、火山道でマグマが固まり、硬い岩(火山の根)となり、周囲が削れて残ったもの。鉛筆の芯の先のように、イメージするとわかりやすいです。
※伊豆下田の下田富士、伊豆の国市大仁の城山も同様のでき方です。こんもり度が高くかわいらしい印象なのは、淡島、下田富士(陸の上にある)です。
伊豆・三津シーパラダイスバス停周辺は、内浦の中心エリアです。
安田屋旅館は、淡島がよく見え、太宰治が滞在し 『斜陽』を執筆した旅館として知られます。時間帯を限定し、立ち寄り湯も実施しています(2022年9月現在の情報)。
※内浦に飲食店は少ないため、事前に休業日などを調べておくのがおすすめです。
東江の浦バス停で途中下車し、かつてタモリさんがヨット大会(タモリカップ)を主催していた、ヤマハマリーナ沼津に到着!
現在も多くのヨットが係留されています。
※タモリさんがヨットを係留していたのは、この江浦地区とされますが、守秘義務があり、どのヨットハーバーかは明らかになっていません。
実は、ヤマハマリーナ沼津のそばは、釣り場の1つ。景色も良く、ずらし旅にもおすすめです。
江浦・内浦一帯で、景色が良いのは長浜城跡、町の中心は、太宰治も滞在した伊豆・三津シーパラダイス周辺、海を見てゆっくりするならここ(東江の浦バス停周辺)がおすすめです。
おすすめのルート
沼津駅(バス約40分)長浜城跡(徒歩約11分)伊豆三津シーパラダイス(バス約11分)東江の浦(バス約26分)沼津駅
※内浦での宿泊は、安田屋旅館のほか、松濤館もおすすめです。
※沼津駅周辺の宿泊なら、三島・沼津 デイユース、休憩&仕事がしやすいホテルを写真で紹介(とらべるじゃーな!)。
※沼津港に寄ることもできます。沼津港ランチ 地元推しの海鮮丼・フライの安いおすすめ店(とらべるじゃーな!)。
午後になり雲が出てしまいましたが、淡島もよく見えました。
沼津市は、グルメタウンでもあります。漁港があり、食のレベルが高いうえに、関東、東海の両方の文化の影響を受けており、独自の味覚が楽しめます。
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