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【福岡市城南区】博多一口餃子発祥の店・宝雲亭

石井つかさIT系お散歩ライター(福岡市)

お散歩ライターの石井つかさです。

今回は、博多一口餃子発祥の店「宝雲亭(ほううんてい)」をご紹介します。 恥ずかしい話なのですが、筆者は宝雲亭は長崎で有名な餃子屋さんだと思っていました。 10年程前に長崎に仕事で訪れた際に、美味しいお店を調べていたところ、有名な店だということで訪れたことがあるのです。

長崎宝雲亭の焼き餃子とレバニラ卵とじ
長崎宝雲亭の焼き餃子とレバニラ卵とじ

長崎宝雲亭の水餃子
長崎宝雲亭の水餃子

ネットで見てみると、宝雲亭については、意外と情報が混乱していて、筆者の様な勘違いをしている人も多い様です。「宝雲亭」と検索すると、サジェストで「宝雲亭 長崎」というのが出てくるぐらいです。

宝雲亭のホームページを見てみると、創業者の真武信幸氏が中国から帰国して、1949年に現在の久留米市に1号店を作ったそうです。その後、2代目の山田末次氏が長崎宝雲亭を作り、その後、福岡市、北九州市、熊本県と展開し、3代目の山田隆博氏が現在の福岡市内を中心に展開したようです。

このような経緯があって、情報が混乱しているようです。

宝雲亭 中洲本店の公式ホームページより抜粋
宝雲亭 中洲本店の公式ホームページより抜粋

今回筆者が訪れたのは3代目が展開した七隈宝雲亭です。

女将さんに話を聞いてみたところ、旦那さんが博多区中洲の「餃子ひとすじ 宝雲亭」で20年間修行して、暖簾分けを認められて2002年に城南区七隈で七隈宝雲亭を開業したということでした。

店内はカウンターが8席と2人掛けのテーブルが2席です。

七隈宝雲亭のメニューはシンプルな構成となっています。

今回は餃子(税込580円)と、きもてき(税込600円)をいただきました。 2品とも、ビールを頼まずにはいられないメニューです。

メニューには「餃子」としか書かれていませんが、博多一口餃子で1つ1つが小さく、また皮が薄くてもっちりしています。具はタマネギがたっぷり入っているので甘みが強いです。

女将さんによれば、タマネギは手で刻まないと、この味が出ないので毎日大変だと言っておられました。

きもてきは、長崎宝雲亭に行った際に気になっていたものの注文しなかったので、今回初めて注文してみました。肉厚に切られたレバーをこんがりと香ばしく焼き上げていて、食べ応えがあって大満足でした。

ビールも一緒に頼んじゃいました。
ビールも一緒に頼んじゃいました。

お酒類だけではなく、定食もあるので食事をしたい方も気軽に訪れることが出来るメニューになっています。

博多一口餃子の老舗 宝雲亭の一口餃子、ぜひ食べてみて下さい。 1人で100個頼む方もいるそうですよ。

DATA

店名:七隈宝雲亭
住所:福岡市城南区七隈4−8−17
電話番号:092−871−0845
営業時間:17:30〜21:30
定休日:月曜日・火曜日
駐車場:なし
公式サイト:なし

IT系お散歩ライター(福岡市)

早良区西新と博多区住吉でiPhone修理店を経営しています。また、京都芸術大学の学生もやっております。 文系と理系の間で揺れ動いていますが、基本的には文系人間だと自負しています。普段は西新界隈をうろうろしています。食道楽で好奇心が強いので、色々なことに首を突っ込んだり突っ込まなかったりします。

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