プロの漫画家も愛用するミリペン?命を吹き込むように思い通りに描ける水性顔料サインペン「ピグマ」
文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
今日紹介する文房具は、株式会社サクラクレパスから発売中の大人気水性顔料サインペン「ピグマ(PIGMA)」です。この筆記具のファン多いですよね。
1982年にこの会社が新しいインキを開発したことで、水性でありながら、耐水性・耐光性を実現した新しい筆記具の登場が出来たのです。時代の革命児です。
ミリ単位の線幅が描けるので「ミリペン」と呼ばれてます。漫画やイラスト、製図などに使われます。安価でメンテ不要で使いやすいペンです。
そんな筆記具の秘密や由来などを一緒に探って行きましょう。
ピグマのネーミングに迫る
ピグマのネーミングの由来は、もちろんピグマリオン効果でしょう。その意味は、他者に期待されると成績が伸びていくというような現象のことを指します。
ピグマリオンは、ギリシャ神話に出てくる彫刻家の名前。この彫刻家は自らが彫った彫像に恋をし、神もその彫像に命を吹き込むという神話の登場人物です。
命を吹き込むとか、魂を入れてそのものを作り上げるという意味で使われることが多いようです。筆記具の名前としては、相当格好良いですね。
豊富な線幅のバリエーション
ペン先の太さがミリ単位のラインアップを取り揃えていて「ミリペン」と呼ばれています。イラスト、製図、手帳への記入など、用途に合わせて使えます。
髪の毛一本まで表現できる極細の「003」や色塗りに便利な「ブラッシュ」、とめ・はね・はらいが書ける「ファイン」など、プロも使っているそうです。
太さと使い分け、繊細な書き味、プロの漫画家も愛用するミリペン(ピグマ)は、その道の方々には必須アイテムなんでしょうね。僕も真似して使います。
色褪せない耐水性と耐光性は抜群
水性顔料インキは、耐水性に優れてます。重要な書類への書き込みや水彩画の下絵に良いと思います。こういうペンを一本持っていると安心ですね。
直射日光が当たっても色褪せしにくく、展示物にも良いと思います。どんな条件に置かれても、作品がダメになってしまうリスクが軽減されます。
僕の場合は、これから宛名書きに使います。よく手紙や郵送物のために宛名書きをするんです。このペンで書いたものなら安心して良いですからね。
顔料インクは、いったん乾いてしまうと再び水に溶けません。つまり、インクを内蔵した筆記具として成立しにくかったんです。
でも、超微粒子の顔料インクの開発により、この条件をクリアし現在にいたります。人類の進化はすごいのです。まだまだ大丈夫です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。では!
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