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【京都】長岡京市 勝運・ぼけ封じの『勝龍寺』は「布袋さん」がいる空海の開基で細川ガラシャゆかりの寺♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

794年(なくようぐいす)「平安京」とテスト勉強で覚えた方も多いのではないのでしょうか?

長岡京」は、延暦13年(西暦794年)に「平安京」に遷都されるまでの10年間の都でした。

桓武 (かんむ)天皇は784年(延暦3)11月11日に奈良の「平城京」からこの地に遷都しました。

日本の歴史上、重要な時代を築いた都で、その政治・文化の中心が向日市にありました。

784年から794年まで「長岡京」は山城国乙訓郡に存在した日本の首都でした。

長岡京にある恵解山『勝龍寺』は、大同元年(806)に帰朝した弘法大師(空海)が、唐の長安で修業した青龍寺の名をとって創建したと伝わるお寺です。

今年は弘法大師(空海)の誕生年1250年の記念年!

空海さんゆかりのお寺や場所に今年はよくご縁をいただけます。

勝龍寺』のご本尊は鎌倉時代につくられた十一面観音

国の重要文化財に指定されています。

京都国立博物館に寄託されており、8月18日の観音大祭、11月第2日曜日のガラシャ祭のみ御開帳されます。

なんと「高津商会」でもガラシャ祭りには毎年お世話になっています♪

また、勝龍寺の「木造菩薩立像」も京都府指定文化財に指定されたとか!

ぼけ封じ近畿十楽観音霊場第3霊場でもあります。

両親と一緒に念入りにお参りしました。

境内の横には「びんずる尊者」がいらっしゃいました。

体の治して欲しい箇所を賓頭盧さんで撫でさせていただき、自分の治して欲しいところをさすります。

七福神の神のお一人、「布袋さん」もいらっしゃいます。

定期的にマルシェ「ほてい市」を開催されるそうですよ!

勝龍寺の本山がある清荒神からやってきたと伝わる「布袋さん」。

次回は12月10日だそうですよ〜♪

京都府洛西観音霊場第14番札所でもある「勝龍寺」さん。

嵯峨天皇のころ、勅願によって観音堂をはじめとした九十九坊が建てられ「勝龍寺」が建立されました。

応和2年(962)、大干ばつ・大飢饉が起きた時、天皇は住職千観上人に7日間の祈祷を命じ、雨が降り出したときに「龍神を呼び、龍神に勝った」と喜ばれたことから、青龍寺から「勝龍寺」に改名されたそうです。

境内にある鐘楼堂。

初代の梵鐘は大阪夏の陣の際持ち去られ転々とし、現在は能勢町の真如寺に現存します。​現在勝龍寺にあるのは3代目の梵鐘です。大晦日には​除夜の鐘がつけるそうですよ♪

元々弥勒菩薩座像の場所には地蔵座像がありましたが、昭和39年に盗難に遭ったそう。

近くの陶芸家により弥勒地蔵坐像が寄贈されました。地蔵坐像がある後ろには南北朝時代の石仏もあり、毎年8月23日には地蔵盆が行われています。

神仏習合の名残から、境内には勝竜寺地区の氏神を祀る「春日神社」があります。

ここから徒歩5分のところに「勝龍寺城」遺跡があります。

ぼけ封じの寺として名高く、また細川ガラシャ輿入れの城もある「勝龍寺」。

空海からガラシャまで歴史を見てきた「勝龍寺」で開催される、ほていさんの縁日に行われる「ほてい市」で福をいただきにいきましょ♪

勝龍寺

住所 京都府長岡京市勝竜寺19-25

電話 075-951-6906

受付時間 9:00~16:00

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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