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読書の秋!快眠に導く!?秋の夜長の読書のコツ3つ

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

「読書の秋」とも言われるように、秋は本を読むのに適した時期です。
読書を始める季節としてもおすすめです。
また普段から読書の習慣がある方は、特に就寝前に本を読むという方が多いのではないでしょうか。今回は読書と睡眠の関係についてご紹介します。

この記事で紹介すること
・なぜ読書の秋といわれるの?
・読書と睡眠の関係
・快眠に導く読書のコツ3つ

・なぜ読書の秋といわれるの?

諸説ありますが、古代中国が由来と言われています。
気候が涼しくなり、日が落ちる時刻が早くなって夜の時間が長くなるため、秋の夜長は読書するのに適しているようです。

・読書と睡眠の関係

難しい本や教科書などを読んでいて眠くなる経験はありませんか?難しい本を読むと、脳内で「エンドルフィン」というホルモンが分泌されます。このホルモンは、ストレス軽減や苦痛を抑えることがわかっています。よってこのエンドルフィンが夜に分泌されるとリラックスや眠気につながる可能性が考えられています。

・快眠に導く読書のコツ3つ

❶電子書籍より紙がおすすめ

電子書籍はディスプレイからのブルーライトや明るさが睡眠の質を妨げる可能性があります。製品にもよりますが、就寝前の読書は質の良い睡眠を妨げないためにも、電子書籍よりは紙の本がおすすめです。

❷オレンジ色の手元照明

就寝前に蛍光灯のような白い色の光で過ごすと覚醒してしまい、自然な眠気が出にくくなってしまいます。電球色と言われるオレンジ色の光がおすすめです。お部屋全体を照らすより、手元を照らす照明だと目に光が直接入りにくいのでよりおすすめです。

❸ベッド以外の場所で読む

「ベッドは寝るための場所」と頭に認識させることが必要です。ベッドの上で本を読む習慣を作ってしまうと、ベッドは「就寝と読書のスペース」と頭が無意識に認識してしまい、質の良い睡眠が得られにくくなる可能性があります。読書が寝る前の習慣でも、快眠のためにはベッド以外で読むことをおすすめします。

さいごに

いかがでしたでしょうか。気候が安定し、夜が長くなる秋は読書が進みやすい環境がそろっています。
ただし本を読む環境によっては睡眠の質が低下してしまう可能性があるため、整った環境での読書をおすすめします。読書の秋を楽しみつつ、快眠を目指しましょう。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 健康系やインテリア系記事のライターをしたり、睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、薬局で勤務したりしています。

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