ひとり旅で訪れたい!「都心から2時間以内の温泉地」5選
「今週末、温泉でも行こうかな」
思いつきでふらっと出かけられるのがソロ温泉(ひとりでの温泉旅)の魅力だ。
1泊2日や日帰りのソロ温泉であれば、近場がおすすめ。
今回は東京に絞って、都心から約2時間で到着できる温泉地を紹介する。
なお、「約2時間」はあくまでも目安。出発地や乗換待ちなどの時間は厳密に考慮していないので大目に見ていただきたい。
越後湯沢温泉(新潟県)
東京駅から新幹線で約70分。新幹線に乗り込んで駅弁でも食べていたら、すぐに到着する距離。しかも、駅を降りたら徒歩圏内に温泉宿が点在する。川端康成ゆかりの宿「高半」やかけ流しの共同浴場「山の湯」など湯の質もたしか。
湯村温泉(山梨県)
新宿駅から特急で甲府駅下車(90分)。甲府駅からバスで15分。甲府の市街地に混在する小さく静かな温泉地。「信玄の隠し湯」や太宰治が滞在した温泉としても知られる。ぬるめの湯なので、ゆっくりと長湯をするのに向いている。小さな温泉地だが、大型旅館やビジネス系ホテル、小さな鄙び旅館などが揃う。
湯河原温泉(神奈川県)
東京駅から湯河原駅まで特急で約75分。湯河原駅からバスで約10分。山海の自然と食べ物に恵まれた歴史ある温泉地。高級旅館が多く、全体的に相場も高めだが、比較的リーズナブルに泊まれる宿もある。近くの箱根や熱海と比べて静かな温泉地なので、ひとり旅には向いている。
飯坂温泉(福島県)
東京駅から福島駅まで新幹線で100分。飯坂電車に乗り換えて約20分。飯坂温泉の終点に温泉街が広がる。市街地にある温泉なので、飲食や買い物にはあまり困らない。風情のある小さな旅館から大型旅館まで数多くそろうので、自分の好みや目的に合わせて選ぶといいだろう。鯖湖湯をはじめ共同浴場が充実しているのも魅力。
湯の川温泉(北海道)
羽田空港から函館空港まで80分。空港から徒歩10分。「日本一空港から近い温泉街」。飛行機に乗り込むまでに時間はかかるが、ひとたび離陸すればあっという間に温泉街に到着。電車を乗り継いで首都圏の温泉地に行くより、北海道の温泉へ飛んだほうが意外と近かったりする。