だれでもおいしくできる「月見団子」のつくりかた!簡単にできて冷めてもやわらかい
2023年の中秋の名月は9月29日(金)です。ちょうど金曜日ですし、たまにはゆっくりお月見もいいですよね。そして、お月見といえば「月見団子」でしょう。お団子は、蒸したりついたり、つくるのが大変なイメージですが、白玉粉を使えば簡単に手づくりできますよ。しかも、冷めてもやわらかくつくる方法があるんです。今回は、だれでも簡単においしくつくれる「月見団子」の作りかたをご紹介します。
水を入れずに豆腐を使うと冷めてもやわらかくなる
白玉粉と水でつくったお団子は、冷めると固くなりますよね。じつは、水を豆腐に変えるだけで、さめてもやわらかく、もっちりふんわりおいしいお団子になるんです。通常、ご飯やお餅、お団子などのでんぷん質の多い食べ物は、冷めて時間が経つと固くなります。それは、でんぷんが老化してしまうため。でんぷん質に、糖類やたんぱく質、レシチンなどが入っている豆腐を加えることで、でんぷんの老化を抑え、固くなりにくくしてくれます。
豆腐と白玉を使った月見団子のつくりかた
材料
【生地】
白玉粉1袋(200g)
絹ごし豆腐250g
※つくりやすい量です。2cmくらいのお団子が40~50個くらいできます。多い場合は冷凍保存も可能。自然解凍で食べられます。
【味つけ】
みたらしあんの材料
水100cc、醤油大さじ2、砂糖大さじ2、片栗粉大さじ1
きなこ、砂糖、あんこ(お好みで)
1.白玉粉に豆腐を加えこねる
白玉粉に豆腐を加え、こねていきます。最初は水分が足りないように感じて水を足したくなりますが、水は入れずに少しずつ混ぜていってください。
しばらくすると豆腐の水分と白玉粉がよく混ざってきて、ちゃんとまとまります。
2.お団子状に丸める
生地がまとまったら、お団子の形に丸めていきます。直径2cmくらいの丸にしていきましょう。あまり大きいと、中まで火が通りにくくなりますので注意してくださいね。
3.お湯でゆで
なべにたっぷりお湯を沸かし、お団子をゆでます。お団子は最初、底へ沈んでいきますが、やがて浮いてきます。浮いてから、さらに1~2分ほど茹でましょう。
4.冷水にとって冷ます
ゆで上がったら、氷を入れた冷水にとって冷ませば、お団子のできあがりです。
5.好きな味つけにして食べる
そのままでは味がないので、みたらしや、きなこ、あんこなど好きな味つけで召し上がってください。みたらしタレで食べる場合は、水100ccに醤油と砂糖を大さじ2ずつ、片栗粉を大さじ1入れ、火にかけながら混ぜ、とろみがついてくればできあがりです。
簡単だから子どもと一緒につくれます
豆腐と白玉粉をこねて丸め、あとはゆでるだけのお団子ですから、子どもと一緒につくるのにもピッタリです。自家製お団子があればお月見がもっと楽しくなりますよ。ぜひためしてみてくださいね。