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「ジャッキー・ロビンソン・デー」に着用した「42」を、日本プロ野球で自身の背番号とした選手がいる

宇根夏樹ベースボール・ライター
2016年のジャッキー・ロビンソン・デーより Apr 15, 2016(写真:USA TODAY Sports/アフロ)

4月15日の「ジャッキー・ロビンソン・デー」は、全球団の選手、監督、コーチが、背番号「42」のユニフォームを着用する。審判が右袖に付けている番号も「42」だ。ロビンソン・デーは2004年に始まり、5年後の2009年より、全選手が背番号「42」となった。

ジャッキー・ロビンソンは、1947年4月15日にブルックリン・ドジャースからデビューし、人種の壁を破った。彼の背番号「42」は、デビュー50周年の1997年4月15日にメジャーリーグ全体の永久欠番とされた(ロサンゼルス・ドジャースは1972年に欠番)。その時点で着用していた選手は引き続き使用を許されたが、マリアーノ・リベラが2013年限りで引退し、背番号「42」はいなくなった。

一方、日本プロ野球に「42」を欠番としている球団はなく、今シーズンは7人の外国人選手が使用している。クリス・ジョンソン(広島東洋カープ)とエリアン・エレラ(横浜DeNAベイスターズ)以外の5人は、昨シーズン、メジャーリーグの球団に所属していた。

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彼らは7人とも、メジャーリーグでプレーした経験を持つ。そのうち、ゴンザレス・ヘルメン(オリックス・バファローズ)は2014年のロビンソン・デーに登板した。ニューヨーク・メッツの2番手として、3イニングを内野安打1本に抑えた。また、アレックス・ゲレーロ(中日ドラゴンズ)はロビンソン・デーの試合には出ていないものの、2015年4月15日はドジャースのアクティブ・ロースターにいた。

当時、ヘルメンは背番号「71」、ゲレーロは「7」を着用していた。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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