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大谷が38本目、オズーナは36本目のホームランを打ち、2本差は変わらず。その一方で打点の差は…

宇根夏樹ベースボール・ライター
マーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)Aug 17, 2024(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 8月17日、ナ・リーグ本塁打ランキングのトップ2、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)とマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)は、ホームランを1本ずつ打った。大谷が38本目、オズーナは36本目。その差は、前日と同じ2本のままだ。

 ただ、大谷のホームランがソロであるのに対し、オズーナのホームランは3ラン。2人とも、それ以外の打点はなく、こちらは、ナ・リーグ2位の大谷が87打点、1位のオズーナは93打点となっている。こちらは、4打点差→6打点差だ。

 オズーナは、ホームランの他に2本のシングル・ヒットを打ち、3打数3安打(1四球)。打率を.302から.307とした。オズーナの上にいる、打率.308のルイス・アライズ(サンディエゴ・パドレス)は、8月17日の試合に出場しなかった。

 各リーグで15本塁打以上の選手は、以下のとおり。

筆者作成
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 15本塁打以上の選手が最も多いチームは、ボルティモア・オリオールズだ。36本塁打のアンソニー・サンタンダーを筆頭に、5人を数える。

 20本塁打以上は、ニューヨーク・ヤンキースの3人が最多。ここには、ジャズ・チザムJr.は含めていない。マイアミ・マーリンズで13本のホームランを打ち、移籍後にヤンキースで7本塁打を記録しているので、シーズン全体の本数は20本だ。現在は故障者リストに入っているが、今月が終わるまでに復帰する可能性もなくはない。

 30本塁打以上は、ヤンキースに2人、オリオールズに2人、あとは4チームに1人ずつだ。オリオールズの30本塁打デュオ、36本塁打のサンタンダーと32本塁打のガナー・ヘンダーソンは、どちらも、すでに自己最多を更新している。それまで、サンタンダーは2022年の33本塁打、ヘンダーソンは昨シーズンの28本塁打が最も多かった。昨シーズン、ヘンダーソンは新人王を受賞した。

 ヤンキースの30本塁打デュオ、44本塁打のアーロン・ジャッジと34本塁打のホアン・ソトは、まだ自己最多に達していない。ジャッジの最多は2022年の62本塁打、ソトの最多は昨シーズンの35本塁打だ。ソトは、まず間違いなく自己最多を塗り替えるだろう。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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