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【京都市】右京区 世界遺産『仁和寺』の風景を未来へ残すプロジェクト「青もみじライトアップ」♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

世界遺産である真言宗御室派総本山『仁和寺』さんは、「高津商会」の小道具たちも大活躍する時代劇映画やドラマの撮影ロケ地としてもよく知られています。

過去記事参照→『仁和寺』の『五大明王大祭』と『護摩供』で特別な1日を♪

『仁和寺』にある九所明神「織部灯篭」「和のモダンアートと御室流いけばな」展

アートプロジェクトにも力を入れてはるので、私も何度も訪問させていただいています。

2023年は『仁和寺』で初の青もみじライトアップ5月26日~7月2日の金土日祝限定で開催されます。

五重塔のライトアップもとってもゴージャスで素敵♪

もみじライトアップは、東京カメラ部のプロデュースにより文化財保護や観光公害を生み出さないことを前提とした上で写真を撮りやすい明るさやライトの1などを工夫した環境設計がなされています。

『仁和寺』は創建当時から国宝の「金堂」をはじめとした多くの文化財建造物、仏像・仏画・経典などの宝物を所有していますが、文化財の経年劣化は避けられず、災害なども考慮しなければいけない状況。

次世代にこの風景や文化財などを残す為には長期的かつ継続的に修理や維持管理を行うと共に、境内の記録活動を行う必要があるという話を伺いました。

確かに、どこのお寺さん、神社さんに伺っても同じようなお話を聞き、「高津商会」では、どうやってそういった小道具たちを管理、修理しているのかという質問も受けます。

中には、実際に「高津商会」の倉庫を見に来られる方もいらっしゃいます。それほど切実な問題だそうです。

真言宗の開祖である「弘法大師空海」さんは、今年1250年の誕生記念年です。『仁和寺』も真言宗ですので、空海さんの誕生会をされたところです。

SNS時代に置ける文化財の保護と環境の保全、そして宗教のあり方と伝統文化のあり方を考えさせられながら、青もみじのライトアップを堪能できますよ。

(写真提供:TOSHIE)

御室 仁和寺

開催日程;2023年5月26日(金)〜7月2日(日)の金土日祝

時間;19:00〜21:00(20:30受付終了)

料金;大人1,000円

電話;075-461-1155

場所;〒616-8092  京都府京都市右京区御室大内33

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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