Yahoo!ニュース

えっ?!ここに住んでるの?!360日、窓を開けたら毎日が別世界!

HAPPY CARAVAN旅するワンルーム『キャリー』に住むバンライファー
ここに住んでます

「えっ、ここに住んでるの?」そんな質問をされることがよくあります。でも、実際にこれが私たちの「家」なんです。スクールバスをDIYでキャンピングカーに改装し、まさに「旅するワンルーム」として日本中を旅しています。

窓を開けたら毎日が違う景色

部屋からみるライオン
部屋からみるライオン

このバスの何が素敵かって、窓を開けたら毎日違う景色が広がっていること。今日は山の中の静かな森、明日は海が目の前に広がる砂浜。そしてまた別の日には、広大な平原が広がる場所で目を覚ます。本当に、その日の朝を迎える場所次第で、一日が全く違った冒険になるんです。

アメリカからやってきた「旅するワンルーム」

どんどん変わっていく車内
どんどん変わっていく車内

私たちの「旅するワンルーム」は、もともとアメリカの子どもたちを運ぶ黄色いスクールバスでした。それを日本に輸入していた方から譲り受け、数か月かけてDIYでキャンピングカーに改装しました。もともとは車内の座席がずらっと並んでいたのですが、それを全部取り払って、新しい生活空間を作り上げました。
バスの中には、広々としたベッド、シンプルなキッチン、リラックスできるソファスペース、そして収納スペースまで揃っています。DIYする際には、バスという限られたスペースでいかに機能的に暮らせるかを常に考えて工夫しました。それが今では、私たちの「旅するワンルーム」として、どこにでも一緒に行ける大切な存在です。
たとえば、ある日、長野の高原で一晩過ごしたとき、夜は満天の星空が広がり、朝は霧が立ち込める幻想的な風景で目覚めました。普段の生活ではなかなか経験できない、自然とともに暮らす感覚が、スクールバスの生活の一番の魅力だと思います。

バスでの生活は「毎日が冒険」

札幌
札幌

スクールバスでの生活は、常に楽しいことばかりではありません。特に、自然の中で生活するとなると、現実的な問題もたくさん出てきます。例えば、夏場の暑さ対策や、冬場の寒さとの戦い。水の確保や電気の問題も、しっかりと考えておかないと快適に過ごすことができません。
でも、これらの困難があるからこそ、工夫して快適な暮らしを作り上げる楽しみもあるんです。バスの屋根にはソーラーパネルを取り付けて電力を自給自足し、調理器具も使いやすいものを選んでキッチンを整えました。水は、各地の湧水やキャンプ場などで補給して、常に清潔な状態を保っています。

どこに行っても注目の的
どこに行っても注目の的

そして何より、移動するたびに新しい風景や場所に出会えるという「冒険感」が、バス生活の醍醐味です。新しい土地に着くたび、その土地の人々と交流する機会も増えます。例えば、道中で立ち寄った小さな町では地元の方々に声をかけられ、バスの中を見せてほしいと頼まれたり、地元の食材を分けてもらったりすることもあります。

それでも「家」はどこにでもある

とある日は湖を眺めながら
とある日は湖を眺めながら

移動し続けている私たちにとって、スクールバスはどこに行っても「家」であり続けます。広々としたベッドでゆっくり休み、翌朝は違う風景の中で新しい一日を始める。こうした生活は、まるでどこに行っても「自分たちの空間」を持っているような安心感があります。
時には、旅の途中でふと立ち止まり、窓の外に広がる絶景を眺めながら「本当にここに住んでいるのか?」と思う瞬間もあります。でも、それがスクールバスでの旅の一番の魅力。いつも新しい場所で新しい経験をしながらも、自分たちの「旅するワンルーム」が常にそばにあるという、特別な感覚を味わっています。

自由な生活、でも大切な「工夫」

夜は車内シアター
夜は車内シアター

バス生活には、自由さと同時に多くの「工夫」が必要です。荷物の置き場所やスペースの有効活用、限られた水や電力の管理など、普通の家ではあまり気にしないことが日常的に重要なテーマになります。
例えば、キッチンの設計では、使いやすさを第一に考えました。食事を作るスペースは狭いですが、調理器具や食材を無駄なく配置し、効率的に調理できるようにしています。また、収納スペースも限られているため、無駄なものは極力持たず、必要なものだけを持ち歩くように心がけています。

毎日が新しい発見の連続

普段は気付けない虹にもよく遭遇します
普段は気付けない虹にもよく遭遇します

私たちのスクールバス生活は、360日間、毎日が新しい発見に満ちています。日本の各地を旅しながら、見たことのない風景や新しい場所を発見するたびに、胸が高鳴ります。これまで何度も訪れた土地でも、バスを停めて窓を開けると、全く新しい視点でその場所を感じることができます。
自然と一体化したような生活ができるのも、このスクールバスのおかげです。鳥のさえずりで目を覚まし、夜には満天の星空を眺めながら眠る。こうした体験が、私たちの毎日を特別なものにしてくれます。

いかがでしたか?

スクールバスでの生活は、普通の家に住んでいる人にとっては少し想像しにくいかもしれませんが、私たちにとっては日常です。360日、毎日違った景色を見ながらの生活は、まさに「別世界」そのもの。あなたも、こんな旅をしてみたいと思ったら、ぜひバンライフの魅力を体験してみてくださいね!

旅するワンルーム『キャリー』に住むバンライファー

全国を巡るためオンボロのアメ車スクールバスを2人でキャンピングカーにDIYして2022年6月から日本周遊中のコージとさあや。旅するワンルーム『キャリー』でのバンライフやライフハック、素敵なスポットをブログにしています。あなたもぜひ『キャリー』に乗車して私たちと一緒に旅を楽しみましょう!

HAPPY CARAVANの最近の記事