あなたはショートスリーパー?理想の睡眠時間の見つけ方3ステップ
特に若い方、働き世代の方の睡眠時間は短い傾向にあり、「自分は睡眠時間が短くても大丈夫」と思っている方も多いのではないでしょうか?
でも実は睡眠時間が足りず、寝ても疲れが取れずに体に負担がかかっている状態かもしれません。必要な睡眠時間は人それぞれです。
この記事では、ショートスリーパーや最適な睡眠時間の見つけ方についてご紹介します。
この記事で紹介すること
・ショートスリーパーとは
・自称ショートスリーパーの存在
・最適な睡眠時間の見つけ方3ステップ
・ショートスリーパーとは
睡眠が6時間未満でも生活に支障がなく健康的に過ごせる人を示します。
ナポレオンは約3時間睡眠だったといわれていますが、にもかかわらず歴史に残る功績を残した人物なのでショートスリーパーだったと考えられます。
ぐっすり眠れた感覚、起床時のスッキリ感、日中の眠気やダルさなしで過ごせている状態が十分な睡眠時間をとれている目安です。
・自称ショートスリーパーの存在
若い方や働き盛りの方の中には睡眠時間が6時間以下の方はある程度いらっしゃいますが、ショートスリーパーは生まれた時から遺伝子で決まっているといわれています。その割合は1パーセント以下という報告もあります。
大人になってから睡眠時間が短くなった方は「自称ショートスリーパー」かもしれません。気づいていないだけで体には負担がかかり続けている可能性があります。
特に若い世代の方、今は体力があって大丈夫かもしれませんが数十年後に高血圧、糖尿病、高脂血症、がん、うつ病などさまざまな疾患が引き起こされる可能性が高くなります。
・最適な睡眠時間の見つけ方3ステップ
自分の目安の睡眠時間を知る方法はいくつか報告がありますが、そのうちの1つをご紹介します。個人差もありますので、こだわりすぎず「目安」と考えてみてください。
❶1週間ほど同じ時刻に就寝する
最適な睡眠時間を知るためには生活リズムを整える必要があります。最適な睡眠時間を知るための1週間を確保しましょう。
❷目覚まし時計をかけずに自然と目が覚めた時間に起きる
日頃睡眠不足状態だと、まずは睡眠不足解消のための睡眠が必要になります。睡眠不足のない理想の状態に戻るには数日かかります。これには目覚まし時計なしの生活が1週間ほど必要になるので、大型連休や年末年始のお休みを活用してみましょう。
❸約1週間続け、1週間後に自然と起きた時間から割り出す
この約1週間で睡眠不足状態が解消され、本来必要とする睡眠状態になります。
1週間後に自然と目が覚める睡眠は、起きた時に熟睡感があり、日中に疲労感や眠気のない状態になっているはずです。
この1週間後の起床時刻から必要とする睡眠時間を割り出しましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
自分はショートスリーパーと思っていても、もしかしたらただの寝不足状態で体に負担がかかっているだけの可能性もあります。睡眠時間が足りていないと日中のダルさ、疲労感、さらには高血圧、高脂血症、がんのリスクが上がる可能性があります。
最適な睡眠時間は年齢や季節によって多少変化はありますが、まずは自分にとって最適な目安の睡眠時間を知っておきましょう。