【札幌市中央区】うわさの「炭鉄港めし」の代表メニューは、札幌でも食べられる!
最近「炭鉄港めし」が、熱い。
コンビニを最近時々現れる日本遺産「炭鉄港」のマークのついたおにぎりやお弁当。
そう「炭鉄港めし」です!
きつい労働を乗り切るためのエナジーフードの代表的なものを炭鉄港推進協議会が指定しています。
私もつい最近、「炭鉄港めし」の紹介について、ウェブ旅行雑誌の作成お手伝いをさせて頂きました。
最近の「炭鉄港めし」は、20世紀炭鉱や鉄道、港湾労働者のためのソウルフードというだけではなく、北の大地に根差した、食べ応えのある美味しいパワーフードという普遍的な側面も出てきたようです。地域おこしに役立っていますね。
炭鉱はもうないけど、その歴史や産業遺産は、新しい学びに繋がる重要な観光資源(=次世代の基幹産業)となります。
炭鉄港めしの仲間たち。。。炭鉱や鉄道に「由来」や縁を持つ食べ物は色々あります!
そういう点では、以前紹介しました「北菓楼」さんの素晴らしいパフェなども、甘くて冷たいけどパワーのつく、一種の炭鉄港めし的な要素があるかも知れません。北菓楼さんはもちろん空知にルーツを持つ企業ですが、その初期においては炭鉱労働者との関連がとても深かったのです。
札幌駅などの駅そばも、スッと食べられてパワーのつく、いわば「鉄道めし」ですね。
小樽のあんかけ焼きそばは、空知ではありませんが、同じく「炭鉄港めし」の代表的な食べ物の一つです。この焼きそばのほか、ガタタンや夕張カレーそばのように腹持ちをよくするため、あん(餡)を使用したメニューも「炭鉄港めし」には多く存在します。
札幌でも出会える代表的な「炭鉄港めし」関連メニューといえば、これだ!
そんな中、札幌で手軽で体験できる炭鉄港由来の食べ物を体験していました。
それは「美唄焼き鳥」「室蘭焼き鳥」です!
今回は「いただきコッコちゃん」北1条店にお邪魔しました。北海道の素材を知り尽くしたお店には、美唄と室蘭の焼き鳥があります!
どちらもビールにガツンとマッチします!さあ、味がガツンと効いて、鶏のいろんな部位が一度に贅沢に楽しめる「美唄」に行くか!それともタレと洋辛子がツーンと来るポークなのに焼き鳥という「室蘭」に行くか!両方でしょう!どちらも地域の労働者に支持されたソウルフードです。あっという間に大ジョッキ2杯が消えてなくなりましたよ。
コッコちゃんは他にも北海道愛に満ちたこだわりメニューが多数ありました。
「空知」「小樽」「室蘭」「安平」という各炭鉄港のエリアの交点に位置する札幌で、「炭鉄港めし」由来のパワーフードを楽しむのも良いのではないでしょうか。
まだまだ市内には炭鉱由来のパワーフードが色々ありそうですので、第2弾をいつか発表したいと思います!
■参考 空知の炭鉄港めし■
今回、札幌市内と並行して、実際に空知まで行って取材(実食)したメニューは、次の通りです。
大変申し訳ございませんが、今回の私の空知取材の意図が、地域と「炭鉄港めし」の関わりを扱うものでしたので、個別の店舗情報などの掲載は控えさせて頂きます。
夕張「炭鉱カレーそば」
餡をねっちり絡ませたカレーの中には、たっぷりの麺が。おそらく小麦粉も多く使っているため、腹持ちもよく、そしてカレーと仲良し!完食に小一時間かかるスパイスたっぷりの、汗諾々のパワーフード!
炭鉱ホルモン
下味がついたホルモンを、特製タレやコチュジャンと絡めて、炭鉱を彷彿させる炭火でどんどん焼いていきます。おろしニンニクも抜群に合います。意外と優しい食感で、まるでホルモンを炊いているような優しい食感。
ガタタン
これは和製ポタージュ、あるいは神化した(進化以上の進化)野菜のおかゆみたいな感じ。ここでも餡が効いていて、それがトロミをつけるだけではなく、各食材の旨味を半液体のガタタンの中にうまく閉じ込めています。熱々を食べてくださいね!ここではスープだけですが、もちろんラーメンにして食べる方もたくさんいます。
がんがん鍋
「がんがん鍋」とは赤平のホルモンを使った鍋のことです。命名以前から現地では大量消費されていました。一度その優しい味噌味を口に含むと、反射的にお酒が欲しくなります。実際、相当な量のお酒と一緒にみなさん食べられたようですよ。ホルモンの中では特にレバーに旨味が詰め込まれている!
北海道の夏は炭鉄港めしメニューで、スタミナをつけて汗をかけ!
■焼き鳥ダイニングいただきコッコちゃん■
住所:札幌市中央区北1条西3丁目3-11 桂和北1条ビル2F
営業時間:17:00より(終了時間は曜日により異なりますので、ウェブサイトをご確認下さい。)
オフィシャルウェブサイトは、こちら。
参考リンクなど
★今回、ゆべーるがコラムを受け持った記事は、こちら。(外部メディア「旅色」美唄特集の記事の1コンテンツに飛びます。)
★「炭鉄港」ポータルサイト(炭鉄港推進協議会)は、こちら。
★「炭鉄港めし」の特設サイトは、こちら。
★「小樽あんかけ焼きそば」については、こちらが詳しいです。
ゆべーるの関連過去記事はこちら。
★北菓楼のオムライスとパフェ
★札幌駅の駅そば