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【福山市】水呑 Cafe Boneuの「Boneuチキン」は食べ終わった瞬間からまた食べたくなる!

山口ちゆきライター(福山市)

「はぁー、残念、食べ終わっちゃった…」

食べ終わるのが惜しくなるほどおいしいものに出会うのは、なんとも幸せなことだと思います。

先日、水呑 Cafe Boneu(カフェボヌー)で幸せに出会いました。

友人とのランチで訪れた水呑 Cafe Boneuさん。友人は以前からこのお店の大ファンだったものの、最近はなかなか来店できずにいたとのこと。久しぶりの来店が叶ったことを喜んでいました。

メニューを見るとどれもこれもおいしそう。迷った末に、看板メニューだというBoneuチキンの「ボヌーチキンソース」(税込1,180円。価格は2024年7月のもの。以下同様)を選びました。

友人が選んだのは、ここではこればかり食べているという「瀬戸内真鯛とエビのグリーンカレー」(1,280円)。こちらも人気の定番メニューだそうです。

窓から見えるグリーンが爽やかです。

店内のあちこちに、地元アーティスト mako さんの作品がありました。

makoさんのコーナーもあります。このちりめんTシャツ、子どもたちが小さいときに着せたかった…!

スパイスや調味料なども多く並んでいます。手に取るとハマってしまいそうだったので、今回は我慢。

料理が運ばれてきました。これがBoneuチキン!

ソースポットに入っているグリーンカレーを注ぐ友人。この瞬間って、ワクワクしますよね。

鯛とエビがゴロゴロと入っています。備後フィッシュ認定メニューのこのカレーは、ココナッツミルクとダシのバランスがポイントだそう。

Boneuチキンには、野菜もたっぷりと添えられています。

骨付きのもも肉なんて、ワイルドにかぶりつくしかないのかしらと、少し不安になりながらナイフを入れてみると、なんでしょうこれは。スッと切れます。というか、ほぐれます。

あ。あ。あ。

外側はカリカリと香ばしいのに、内側はやわらかくてジューシーなチキン。今まで食べたことのあるチキンとは違う食感です。骨の周りの肉もナイフを入れるとホロリと取れました。

ソースをつけなくてもしっかりと味が付いているのでこのままでも十分ですが、ソースをつけて食べてみると。

あ。あ。あ。

説明しようのない、とにかくとてつもないおいしさが押し寄せてくる感覚に襲われました。

はああ。幸せだ……。

付け合せも、それぞれが主役級の存在感を放っていました。

メニューをよく見ると、Boneuチキンは「低温調理した骨付き鶏もも肉のガーリックロースト」だとありました。

オーナーシェフの鈴木大孝(すずき とものり)さんが、「コンフィ」という調理法に出会って料理が楽しくなった様子が書かれているのを読み、このチキンの秘密が少し分かったような気がします。

これほど食べ終わりたくない、また食べたいと思えた食事は、久しぶりでした。

デザートで幸せの時間を延長しました。

友人のチョイスは写真手前の「リコッタチーズのムースとシードルのジュレ、ベリーソース」(380円)。ジュレが涼しげです。

私は写真奥の「バニラアイスの田尻柑橘キャラメルソース」(350円)を頼みました。金柑を含んだキャラメルソースがバニラアイスによく合います。

食事もデザートも、大満足なランチでした。

水呑 Cafe Boneu
場所  :福山市水呑町4727-1
定休日 :日曜日・月曜日
営業時間:店内飲食 11:30~16:00 テイクアウトあり
電話  :084-956-1939  
HP

ライター(福山市)

地域コミュニティWebメディア「備後とことこ」などで活動するフリーランスライターです。男子2人の母。グルメ・観光・福祉など、幅広いジャンルの情報をお届けします。

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