【福山市】ポップでアメリカンなカレーダイナーでホットドッグとハンバーガーを食べたい!
ここは一体どこ…?鮮やかな青いドアを開けた瞬間、自分が映画の世界に飛び込んでしまったような錯覚に陥りました。
水色にピンクの壁に、白黒ブロックチェックの床、赤いチェア。映画で見た60年代のアメリカンダイナーを彷彿とさせる店内に、気分もアガります。
山野町にあるCurry Diner 山茂里(カレーダイナー やまもり)のオーナー、森下秀夫(もりした ひでお)さんにお話を聞いてきました。
アメリカのソウルフードをいただく
アメリカンダイナーと聞いて思い浮かぶのは、やはりハンバーガーやホットドッグでしょう。
山茂里のハンバーガーは、いわゆる「グルメバーガー」系。料理屋の3代目である森下さんのこだわりが光ります。
そのハンバーガーは日曜日限定、しかも1日に15~20食しか出せません。その理由は、あまりにも手間がかかるから。
「ハンバーガーは肉料理」と森下さんは言います。
ボリュームのあるパティは、選び抜いた国産牛の塊肉を包丁で刻む、ハンドチョップと呼ばれる技法で作ります。このパティに合わせるのは、新鮮な野菜やチーズのほか、研究を重ねたオリジナルソースや、店内で手作りしたベーコン。
パンは福山の名店「タートル」に特注し、山茂里に合わせたサイズで焼いてもらっています。
食べてみて驚いたのはやはりパティの肉肉しさです。こんなに肉を感じるハンバーガーに出会ったことがありません。ベーコンもパティもソースも、何もかもが旨い。中でもやはり、肉が旨い。
数が限られていますので、電話かInstagramのDMで予約してから訪れるのがおすすめです。
日曜限定のハンバーガーに対し、いつでも食べられるように用意してあるのはホットドッグです。パンはハンバーガーと同じく、タートルさんの特注品。
キャベツと自家製タルタルソースを添え、ケチャップとマスタードで彩られたホットドッグの美しいこと!
店名に冠せられたカレーもぜひ味わってください。じっくり煮込んだ3つのスープを合わせた深い味わいの一品です。
映えるスイーツ
スイーツにも注目しましょう。
濃厚なミルクの味がうれしいソフトクリーム。食事の後にちょうど良いサイズのミニソフトもあります。
(なお、ソフトクリームは11月から4月までお休み)
SNS映え抜群のクリームソーダはグリーン・ブルー・ピンクと3色の展開。
一口飲んでピーチのフレーバーだと気づき、テンションが上がってしまいました!グリーンはメロンフレーバー、ブルーはブルーハワイ。好みの色と味を楽しめます。
「こだわりのハンバーガーをぜひ一度、味わってください。ハンバーガーが肉料理だということを、しみじみと感じますよ」
と森下さん。
山野町の風景とアメリカンな雰囲気のギャップも魅力的な山茂里へ、足を運んでみませんか。
▼備後とことこでは、山茂里の別の魅力も紹介しています。
Curry Diner 山茂里 ~ 元ボディビルチャンピオンが営む60年代アメリカンダイナー