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「好きな男に弁当を作ってあげたいと思うのは、女として当然だろ!?」ってことは、ありません。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい

心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

世の中にいる半分弱の女性は、好きな男のためなら、お弁当を作ってあげたりマフラーを編んであげたりしたくなるものです。でも半分強の女性は、頼まれれば別ですが、愛したからと言って、特にそんなことをしたいという気持にはなりません。

愛する愛を実践するのは、マジョリティである「お母さんタイプ」だけです。
他の8タイプ、マイノリティである「おじいさんタイプ」「おばあさんタイプ」「お父さんタイプ」「長男タイプ」「長女タイプ」「二男タイプ」「二女タイプ」「末っ子タイプは」は、別の愛し方をします。

そう、この問題は、愛の大きさや深さとは別ものなのです。種類が違うのです。

お母さんタイプの次に多くいらっしゃる長男タイプは、好きな人が出来ると、その人と一緒に、どこか楽しいところへ遊びに行きたくなります。そう、長男タイプにとって愛とは、喜びや楽しさを共有することなのです。

また、「個性的だ」と言われることが多い「末っ子タイプ」は、好きな人が出来ると、その人のことをもっと知ろうとします。そして自分のことをもっと知ってもらおうとします。そう、末っ子タイプにとって愛とは、正しい理解、深い理解なのです。

マイノリティである「おじいさんタイプ」にも「おばあさんタイプ」にも「お父さんタイプ」にも「長女タイプ」にも「二男タイプ」にも「二女タイプ」にも、それぞれの愛の形があるのです。それは、愛の大きさや深さとは関係がありません。← ご自分のタイプを知りたい方は、お近くのキャラ診断アドバイザーをお訪ねください。

よって、「女性なら、好きな男性に対し、お弁当を作ってあげたくなるのは、普通だろ、当たり前だろ」と言うのは誤りなのです。同じく、「お弁当を作ってあげたいという気持ちにならなかったり、マフラーを編んであげたくなったりしないのは、愛していない証拠だ」と言うのも誤りなのです。

今日は、「愛する愛(何かサービスすること)だけが愛じゃない」ということが言いたくって、この文章を書きました。← 愛する愛を実践する人は、マジョリティ=多数派であることは、間違いのない事実です。

ちなみに私(竹内成彦)は、末っ子タイプですが、
もしも私が女性だったとしたら、やっぱり好きな男性に、お弁当を作りたくはならないと思います。「お弁当を作ったら、相手は迷惑に感じるのではないか?」そして、「『お弁当なんか要らない』などと、正直に言えないのではないか?」等と、いろいろ相手の気持ちを考えてしまうからです。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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