「引っ越し」は時短家事の大チャンス。入居時にやるだけで「掃除ができる人」になれる王道の工夫と実例
こんにちは、時短家事アドバイザーのあやこです。 引っ越しの季節ですね。荷造りや荷下ろし真っ最中の方も多いのではないでしょうか。
今日は、入居時にやっておくと、日々の掃除がとてもラクになる王道の工夫とその実例を5つ紹介します。
私はこの工夫を家中に施すことで、1日5分くらいで家中の掃除がおわるようになりました。だから、やらないと損だと思っています。
王道の工夫:ものを徹底的に浮かせる
王道の工夫とは、床・ワークトップ・家具の天板などからものを徹底的になくすことです。
汚れは床など「下」にたまります。
ものと床の接地面を徹底的に無くしていくと、汚れた時に掃除機や拭き掃除に取り掛かる手間がゼロになります。
何かを始める前に何ステップも準備が必要だと「めんどううだな」と感じませんか?私はこの典型なので、床や天板がものだらけの部屋では掃除が全然できませんでした。
ところが、床からものがなくなったとたん、汚れていたらすぐに気づくことができるし、掃除機をかける時のめんどうな気持ちも起こりにくくなりました。
そのうえロボット掃除機が大活躍できるようになり、自分がすべき掃除が9割ぐらいなくなりました。
今では「浮かせる」ことをやらないのは人生の損失だと考えています。
浮かせ方の実例5選
そんな私が自宅で実践している「浮かせ方の例」を5つ紹介します。
1.テレビ裏やコンセントの配線を浮かせる
テレビ周りの配線や、コンセントはぜひ浮かせてみてください。なぜかホコリがたまりにくくなりますし、掃除をする時も20秒くらいで終わります。
2.キッチンのワークトップからものを無くす&浮かす
キッチンのワークトップ、とりわけコンロ周りにはものを置かないことが肝心です。調味料は手近な場所にある引き出しにしまったり、油が飛び散らないエリアに配置したりしてみてください。
油汚れはついた瞬間なら水拭きでも余裕で落ちますし、ものが無いから1分もあれば拭けてしまいます。これだけで、後片づけの「ついで」にコンロ周りの拭き掃除ができる人になれます。
3.浮かせる物干しを使う
部屋干し用のアイテムを床置きしている場合は、竿や窓枠に取り付けるタイプの「浮かせる物干し」に変えてみてほしいです。
床を掃除するのが劇的にカンタンになります。おまけに高い位置に干すことになるので、早く乾くし、部屋干し臭の予防にもなります。
4.お風呂のボトルを浮かせる
お風呂は家の中でも最も色々な汚れが混在している場所です。汚れをためこめば溜め込むほど掃除が地獄になります。
ところがボトルと床や棚との接地面をなくすだけで、汚れがたまりにくくなります。お風呂から出る前にシャワーをかけてでるとさらに効果的です。
5.家具は足つきを購入する
これから家具を買う場合は、足つきのものを選んでみてほしいです。家具の裏はホコリがたまりやすい場所ですが、足つきにしているだけで家具の裏までラクラクに掃除ができます。
引っ越しは「掃除ができる人」になる大チャンス!
引っ越しは「浮かせる」に取り組む大チャンスなので、掃除をラクにしたいと思っているなら、1つだけでも取り入れてみてください。
なお、私が1日たったの5分以下の掃除でキレイな部屋を保てるようになった方法をまとめました。他の「掃除ができる人」になれるアイデアも見てみたいと思った方は、ぜひチェックしてみてください。