エンジェルスを解雇されたアップトンに、この球団が興味を示す。一方、アップトンが抜けた外野は…
4月8日、ロサンゼルス・エンジェルスは、ジャスティン・アップトンを解雇した。FAになったアップトンに対し、早速、ミネソタ・ツインズが興味を示しているらしい。ミネソタのラジオ局、SKORノースのダレン・ウォルフソンは、ツインズがアップトンをチェック、とツイートしている。
ツインズのレフトとライト、アレックス・キリロフとマックス・ケプラーは、どちらも左打者だ。控えの外野手、ヒルバート・セレスティーノは右打者だが、パワーはそれほどない。内野に加えて外野も守るルイス・アライズとニック・ゴードンの2人は、左打者でパワーも欠く。
契約に至るかどうかはまだわからないものの、右のスラッガーであるアップトンは、左投手と対戦する試合の外野手として、ツインズにフィットする。
ちなみに、DHは、ここまで日替わり。ゲリー・サンチェス、キリロフ、ライアン・ジェファーズ、ジオ・アーシェラ。それぞれの打席と本来のポジションは、右の捕手、左の外野手、右の捕手、右の内野手だ。
一方、アップトンがいなくなったエンジェルスの外野には、早くも誤算が生じている。マイク・トラウト、ブランドン・マーシュ、ジョー・アデル、テイラー・ウォードの4人で臨むはずだったが、ウォードは開幕直前に左の股関節を痛め、故障者リストに入った。代わって、ロースターには、ホゼ・ロハスが入っている。また、トラウトは胃腸の不具合を訴え、4月11日のスターティング・ラインナップから外れた。
もっとも、ウォードは今週末に復帰する見込みだ。トラウトが故障者リストに入るかどうかも、わからない。まだ、シーズンは始まったばかりだ。