ヘビー級の王道ド豚骨ラーメンを福岡の中心街天神のド真ん中で追求し続ける〈一杯のラーメンに魂を込めて〉
2008年創業で今年16年目。福岡市東区若宮で産声をあげた〈博多ラーメンけんのすけ〉は、地域のお子様からお年寄りまで、美味しいと言っていただける味づくりを目指してきた、王道の豚骨ラーメン店。近年、本店を福岡市中央区天神へと移し、さらに王道の豚骨を追求し続けているお店が〈二代目けんのすけ天神本店〉だ。
一杯のラーメンに魂を込めて
一杯のラーメンには、人それぞれの思い出や懐かしさがある。そんな思い出を大切にしながら、一日一日、一杯一杯のラーメンに魂を込めて「一杯入魂」の精神で日々努力を重ね、探究をし続けている。それが現在の〈二代目けんのすけ〉。美味しい博多のド豚骨ラーメンつくる名店だ。
豚骨スープへのこだわりと凄み
美味しいスープをつくるために、二つの鉄の羽釜で(野菜などは一切使わない)、純粋な豚骨の旨みを骨の髄まで、惜しみなく搾り出すという「呼び戻し羽釜豚骨スープ」は、もの凄い火力で炊くことにより、嫌な臭みを吹き飛ばし良い香りが漂う豚骨のスープになるような炊き方。その純粋な豚骨の味わいを、ぜひ堪能いただきたい。
天神に出てきたらヘビー級のド豚骨を体感
天神に用事があったので久しぶりに「ド豚骨」を味わいに訪麺。明治通りから路地への角を曲がった瞬間に、濃密な豚骨のいい香りが漂いはじめる。そうなるともう、猛烈な食欲が湧いてきて、ワクワクが止まらなくなる。
ちょうどお昼のピーク時間だったので、先客も後客も多数で満席寸前。店内に入って左手の券売機では迷うことなく最上段の左上、大好きな「味玉ラーメン」を選択。お一人様専用的なカウンター席がすでに満席で一杯だったので、一番手前の大きなテーブルに、他の方々と相席で着座。
待つことしばし、着丼の「味玉ラーメン」は、見た目からすでに濃厚だけど、実際はカエシや脂の主張が少なめなので、軽やかでマイルドな表現。実際の、純粋な「豚骨」の旨みや美味しさをしっかりと実感できる力強さが楽しめる一杯。スープに合わせる麺は、歯切れのいいザクザク食感のストレート麺が堪らなく美味しくスープの相性も抜群。
ラーメン専用ニンニク醤油で味変する楽しみを
途中、卓上に置いてあるラーメンダレや、ラーメン用ニンニク醤油を、カエシを入れる感覚で足すと、ラーメンの輪郭がしっかりとした一杯に徐々に変化し、さらに自分好みの味の調整が可能。アレンジする感覚も楽しめて、大変美味しくいただきました。
ラーメンダレを足すのもいいけれど、特に「ラーメン専用ニンニク醤油」が衝撃的に旨過ぎて、もっと早く使えば良かったと、心から後悔している今日この頃だ。次回も早めにリピートしたい。
サイドメニューや一品料理も充実
まずは〈けんのすけ〉と言えば「天津飯」というくらい有名。王道の「チャーハン」も、もちろん抜群に美味しいけど、天津飯がナンバーワンのおすすめサイドメニュー。一品料理も定番の「ギョーザ」のほか、唐揚げやおつまみチャーシューフライドポテトと酒の肴にも良い組み合わせを取り揃えているので、夜に軽く一杯飲みながら、最後に濃厚ド豚骨ラーメンをいただくのも、最高な流れになり間違いないシメの一杯に。
住所 :福岡県福岡市中央区天神1丁目13-13[地図]
営業時間:11時00分~翌0時30分
定休日 :不定休
駐車場 :専用駐車場なし、近隣に有料駐車場あり