日独戦 テレビには映らない現地シーン 「水との調和があるスタジアム」
いよいよこの日が来た。
国際親善マッチ ドイツ―日本@ヴォルフスブルク。
先のカタールW杯の勝利によって得た再戦の機会だ。この日の当地はどんな様子だったのか? スタジアムがどんなところにあり、周辺では何を食べていて、いくらくらいなのか。
写真メインで紹介する(本稿写真すべて筆者撮影)。
気温30度近く…とにかく日中は暑い
試合開始5時間前、開催地のヴォルフスブルクに到着。フォルクスワーゲンのお膝元として有名な街だが、じつは人口約12万。大都市ではない。
開始4時間前のヴォルフスブルク市内の目抜き通り。静かだ。少し進むとバーで昼間から大騒ぎするサポーターを見つけた。写真撮らせてよ、とお願いしすると「中国人?」と聞かれた。いや日本だ、と答えると断られた。思いっきり。
ヴォルフスブルクは中央駅近くのアウトレットモールでも有名。こちらは週末ということもあって賑わいがあった。このアウトレット内のカフェでは、カプチーノ一杯が3.50ユーロ(約554円)。
市街地側から川を渡ってスタジアムのある「AUTO STADT」へ。いわば「自動車の街」といったところ。全体がウォルクスワーゲンのテーマパークのようにもなっている。ちなみにこのエスカレーターを登る前に荷物チェックがあった。
市街地とウォルクスワーゲンの敷地を隔てる川沿いのカフェ。オープンテラスにて。気温30度近くだったため、あまりくつろげなかった…カフェラテ1杯約602円。
フォルクスワーゲンの本社工場と川と貨物船と。時折観覧船も通るほどの美しさ。ただ、日中はホントに暑いが。湿度が低いのが本当に救い。
スタジアムもまた「水の風景との調和が美しい場所」
川沿いの小道を通りスタジアムへ。
キックオフ3時間前のスタジアムの外回りを一周。
グッズ。ドイツと日本のデザインが半々で対戦の日付が入っているマフラー。25ユーロ(約4959円)。
グッズショップ。
ドイツ代表ユニフォーム 95ユーロ(15,044円)
スタジアム真横には小さな湖が。フォルクスワーゲン本社工場近くに現れる、ちょっとしたリゾート地の風情。水上スキーを楽しむ人達もいた。
湖&スタジアム。なかなか見られない風景。
バックスタンド側からゴール裏にかけてはまだまだ静かだった。
スタジアム内部。国際試合開催時には2万6000人収容となる小さなスタジアムだ。
スタジアム内売店。
ビール全般 500ml 約776円
ソフトドリンク全般 同 約744円
ただし透明のカップを返却すれば約316円が戻ってくる。
フライドポテト 633円
パン&ソーセージ 665円
1ユーロは約158円。はっきり言って物価の高さは旅行者にもちょっと苦しかった…
スタジアムメインスタンド裏側から見える風景
キックオフまで3時間、盛り上がりはここからというところ。その熱気はテレビ中継を通じてぜひ。