パニックになりやすい子の5つの特徴【現役教師が解説!】
「あ!消しゴム忘れちゃった...」その瞬間、Sくんの表情が急に曇り、涙ぐみ始めました。でも、周りの子が「貸してあげるよ」と声をかけると、少しずつ落ち着きを取り戻し、最後は「ありがとう」と笑顔で言えました。
パニックになりやすい子どもたち。小さな出来事でも大きな不安を感じてしまいますが、その繊細さは、実は周りへの優しさにもつながっているんです。今日は、そんな子どもたちの特徴を解説します。
パニックになりやすい子の5つの特徴
1. 予定変更に弱い
「でも、今日は図工の予定だったのに...」と、突然の変更で動揺するという特徴があります。でも、予定通りに進むと頼れる存在になります。
2. 失敗を過度に心配する
テストで一問間違えただけで、「もうダメだ...」と落ち込むなど、失敗を過度に心配するのも特徴です。その真面目さは、丁寧な仕事につながります。
3. 急な判断が苦手
「どっちにしよう...」と、給食のおかずの量で悩み続けるなど、急は判断が苦手です。でも、その慎重さに助けられる子もいます。
4. 環境の変化に敏感
教室の席替えで、なかなか落ち着けない子もいます。その繊細さは、友だちの小さな変化に気づける力になります。
5. 感情が表に出やすい
困ったことがあると、すぐに涙が出てしまうなど、感情が表に出やすいのも特徴です。でも、その素直な表現が、周りの理解を深めることにつながることもあります。
まとめ
パニックになりやすい子どもたち。時には周りが戸惑うこともありますが、その敏感さは「繊細な心」「真面目さ」「思いやり」という素晴らしい特徴でもあるんです。
ちょこっとアドバイス
「大丈夫、大丈夫」ではなく、「どんなことが心配なの?」と具体的に聞いてみましょう。予定の変更がある時は、早めに伝えて心の準備をする時間を作りましょう。「こういう時はこうするよ」と、具体的な対処法を一緒に考えてみるのも大切です。
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