飲食・観光・会津ぶらぶら「あいづ くらし」です。

アルテマイスター ALTE MEISTAR

会津では「保志佛具店」(ほしぶつぐてん)として親しまれてきた会社です。
(現 株式会社 保志)
1900年（明治33年）創業。
仏壇・仏具・位牌を主とした製品の製造・販売を行っています。
「アルテマイスター」は、保志のショールーム＆ものつくり理念の込められたブランドです。
ショールーム「アルテマイスター 保志」の道路を挟んだ斜め向かいに「スペース アルテマイスター」があります。

スペース アルテマイスター

「スペース アルテマイスター」は「ショップ」& etc (イベントや個展など)になっています。
余材を活かしたオリジナルブランド「人と木」をはじめ、ものづくりに拘った小物が展示され購入することができます。

お値段 いろいろ 工房厨子(こうぼうずし)

厨子(ずし)は、元は厨房(台所)の道具類を入れる入れ物でした。
それが広まり、仏教においては仏像、経巻、舎利、仏画などを納める仏具として作られるようになりました。
歴史的には観音様などの仏像を収める大きなものもありますが、大切なものを収めるものとして、アルテマイスターが現代の厨子を提案・販売しています。
小物ですが、お値段はそれなりに。
以前、「アルテマイスターの厨子と工芸」を見たことがあります。リンクを後述しますので、興味があればご覧ください。

銘木を使ったサイドテーブル

「銘木」とは、色や形状に優れた希少で鑑賞価値のある木材を指します。希少な木ばかりではなく、樹齢や風合いで銘木となる事もあります。
ちなみに、一般に見る製材面を「木目」と呼びますが、特殊な木目は「杢目」(読み方は同じ)になります。「杢目」の中でも希少な「杢目」だと「銘木」になります。そんな銘木も、テーブルにするにはサイズが足りないとか、銘木の一枚板で作るととんでもない値段になるところを、レジンを使って、テーブルに仕上げたのがこのサイドテーブルです。
レジンは、身近ではよくDIYのアクセサリー作りとかに使われている、つややかな質感で透明感のある樹脂のようなものです。

贈り物

クリスマス・プレゼントにはスペース アルテマイスターで「ecuvo」(エクボ)のショートマフラーを買ってもらいました。
会津木綿のストールを買ってプレゼントにしたこともあります。
プレゼントにはきちんとしたものを贈りたいもの。
スペース アルテマイスターは、そんなニーズによくあっていて、連れがよく利用しているのです。

南部鉄器「OIGEN」

最近は、岩手県の伝統工芸になる南部鉄器のブランド「OIGEN」の取り扱いが始まりました。
この美しいシルエット。
惹かれます。

作品展「今井と冨田」2.25(日)まで 入場無料

ショップの奥で、作品展が行われていました。
彫刻の「今井」さんとグラフィックの「冨田」さんの2人展で、同期入社の社員展という面白さ。

どなたでも写真撮影OKです。
フラッシュは禁止でした。

彫刻の「今井」さんにお話を伺うことができたのですが、作品は会社の端材を使っているという事です。
物によっては端材を接着して必要なサイズにするとか。
休みの日に、空き時間に作品作りに励まれています。
連れは欲しいものがあったようでしたが、我慢してカレンダーを買ってました。
更に帰りには100円ショップに寄ってヒノキのブロック材を買ってました。
(インスパイアされたようで、自分でも木を彫るつもりのようです)

『いわなみ家』パン販売会 2/18(日)

販売開始時間：10:30

10：00より番号札を配ります

購入制限あり：3個まで/1人

店舗 外観 駐車場

建屋の右(西側)が駐車場。

「スペース アルテマイスター」では土日（基本）だけ「おくのくら」というカフェが営業。
土曜日と日曜日に行くと「おくのくら」の案内ボードが出ます。
写真、右側のポスターが作品展「今井と冨田」の案内です。

1日目に次の日の「おくのくら」を予約し、次の日に「おくのくら」でランチしてきました。
次回は「おくのくら」のランチ紹介です。

＊ 本記事はライター「あいづ くらし」の主観に基づいています。
本内容に対しまして、Yahoo及び店へのお問い合わせはご遠慮ください。