山形県鶴岡市にある名店の人気メニューをカップ麺に再現?「琴平荘 中華そば塩味」をレビュー
「琴平荘 中華そば塩味」を食べてみました。(2024年2月6日発売・東洋水産)
この商品は、山形県鶴岡市の名店“琴平荘(こんぴらそう)”の月曜から土曜に提供されている人気メニュー“中華そば(塩)”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、チキンとポークエキスをベースに“焼あご”などの魚介出汁を品良く利かせたコクのある一杯、“琴平荘 中華そば塩味”となっております。
では、今回の“琴平荘 中華そば塩味”がどれほどチキンやポークエキスをベースに“焼あご”などの魚介出汁を合わせた染み渡る淡麗系の塩スープに仕上がっているのか?具材に使用された焼豚や“ごま”、“生麺ゆでてうまいまま製法”による食感滑らかな中太麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(114g)当たり349kcal。
食塩相当量は6.8gです。
次に原材料を見てみると、チキンやポークエキスをベースに“焼あご”などの魚介出汁をバランス良く合わせたことによって出汁染みる塩味のスープが表現され、他にも魚介エキスや鯖節などを加えたことで素材の旨味を存分に活かした風味豊かな味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、“かやく”といった2つの調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:410ml)
そして出来上がりに液体スープを加えてよくかき混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、チキンやポークエキスをベースに“焼あご”などの魚介出汁をバランス良く合わせたことで、出汁染みる味わい深い塩スープに仕上がり、本格感のある中太麺とも相性良くマッチした上品な一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、もっちりとした弾力や滑らかな食感が印象的で、すすり心地も非常に良く、出汁染みる塩スープとの相性抜群な仕様となっており、チキンやポークエキスをベースに“焼あご”をはじめ鯖節や魚介エキスなどの出汁を丁寧に利かせた塩味のスープがよく絡み、じんわりと染み渡るかのような魚介出汁の旨味が口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る出汁の風味や“ごま”の香ばしさが後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの焼豚以外にメンマ・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…薄めにカットされているものの、じっくりと味わってみると、ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
スープは、チキンやポークエキスをベースに“焼あご”をはじめ鯖節や魚介エキスなどの出汁をコク深く引き立て、“かえし(塩ダレ)”によるキリッとした口当たりが合わさったことで全体のバランスは非常に良く、あっさりとしていながらも深みやコクがあり、舌触り滑らかなテイストとなっています。
ということで今回“琴平荘 中華そば塩味”を食べてみて、チキンやポークエキスをベースに“焼あご”をはじめ鯖節や魚介エキスなど出汁の旨味をキリッとした“かえし(塩ダレ)”とバランス良く合わせ、そこに生麺さながらの中太麺が絶妙にマッチし、あっさりとした中にも物足りなさを感じさせない上品な淡麗塩スープがじっくりと楽しめるコク深い一杯となっていました。
また、特に無化調を謳っているわけではありませんが、保存料などを使用せずに作られる名店の人気メニューをカップ麺に再現した一杯は、若干あっさりし過ぎているようにも感じられるものの、素材本来の美味しさがじんわりと染み渡り、特別変なクセもありませんから、幅広い層に好まれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「琴平荘」監修カップ麺 “中華そば塩味” 鶏の旨味や焼あご等の魚介出汁が染み渡る上品な一杯