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[現役教師直伝】学習が遅れがちな子の自主的な学習を促す3つの秘訣

ナナホシ教育/子育て/学校

お子さんの学習スピードが遅くて心配しているお母さんたちも多いのではないでしょうか。子どもの学習能力は一人ひとり違います。でも、適切なサポートがあれば、どの子も自分のペースで成長できるんです。今回は学習が遅れがちな子の共通点と対処法を解説します。

学習が遅れがちな子の共通点

学習が遅れがちな子どもには、基礎学力の不足、集中力の低さ、学習への苦手意識などの共通点が見られます。これらは、自信の低下や学習意欲の減退につながることがあります。それでは、こういった子どもへはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。

1. 個別のペースに合わせた学習計画を立てる

子ども一人ひとりの学習スピードや理解度に合わせて、無理のない学習計画を立てます。小さな目標を設定し、達成感を味わえるようにすることが大切です。

効果的な声かけ

「今日は3問解けたね。すごいよ!明日は4問に挑戦してみよう」

NGな声かけ

「全然できないじゃない!もっと頑張れないの?」

2. 得意な学習スタイルを見つける

視覚、聴覚、体験型など、子どもの得意な学習スタイルを見つけ、それを活かした学習方法を取り入れます。これにより、学習効率が上がり、楽しく学べるようになります。

効果的な声かけ

「絵を描きながら覚えるのが好きみたいだね。奈良時代についてもイラストでまとめて覚えてみない?」

NGな声かけ

「本を読んで覚えなさい。そんなやり方じゃダメよ」

3. ポジティブな声かけで学習意欲につなげる

学習の進み具合に関わらず、子どもの努力や小さな進歩を認め、褒めることで自信をつけさせます。ポジティブな声かけが、学習意欲の向上につながります。

効果的な声かけ

「難しい問題に挑戦する勇気がすごいね。間違えもあったけど、1問正解できたじゃない!大丈夫だよ」

NGな声かけ

「また間違えたの?やる気があるの?」

まとめ

学習が遅れがちな子どもへの対応には、個別のペースに合わせた学習計画を立てること、得意な学習スタイルを見つけること、そしてポジティブな声かけで学習意欲につなげることが効果的です。これらの方法を日々の生活に取り入れることで、子どもたちは自分から勉強するようになっていくでしょう。

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