タバスコの辛さと酸味が利いた大人の味わい?「ペヤング アッラ・ナポレターナやきそば」をレビュー
「ペヤング アッラ・ナポレターナやきそば」を食べてみました。(2023年9月18日発売・まるか食品)
この商品は、トマトの旨味に“玉ねぎ”やポークを利かせたことでイタリア・ナポリ料理のひとつ“アッラ・ナポレターナ”の味わいを“ペヤング”流に再現、そこに別添されているタバスコを加えることによってピリッとした辛みと後からくる酸味が際立ち、さらに麺から香るラードの旨味や香ばしさが相性良くマッチした大人の味が楽しめる一杯、“ペヤング アッラ・ナポレターナやきそば”となっております。
では、今回の“ペヤング アッラ・ナポレターナやきそば”がどれほどトマトの旨味をベースに“玉ねぎ”やポークを利かせた“アッラ・ナポレターナ”ならではのシンプルな美味しさに仕上がっているのか?具材に使用された豚肉や別添されているタバスコの辛み・酸味、ラードを使用した油で揚げた麺から滲み出るラードの旨味・香ばしさが印象的なすすり心地の良いフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(121g)当たり536kcal。
食塩相当量は3.3gです。
次に原材料を見てみると、トマトの旨味をベースに“玉ねぎ”やポークを合わせ、スパゲッティの中でも非常にシプンルな“アッラ・ナポレターナ”を“ペヤング”流にアレンジ、具材として使用された豚肉からも良い旨味が滲み出し、別添されているタバスコを適量加えることでピリッとした辛みや強めの酸味が際立ち、ストレートに素材の旨味を活かした味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、やきそばソース、タバスコといった3つの調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:480ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをして、“やきそばソース”を加えてよくかき混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、トマトの旨味をベースに“玉ねぎ”やポークを合わせ、シンプルながらも本格感のある味わいが再現され、そこに麺から滲み出すラードの旨味・香ばしい風味が加わった調理感のある一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、シリーズお馴染みのやや細めのフライ仕様で、ほどよい弾力と細めながらも歯切れの良いコシを兼ね備え、すすり心地も非常に良い風味豊かな仕様となっており、トマトの旨味をベースに“玉ねぎ”やポークの旨味を利かせた“アッラ・ナポレターナ”ならではのシンプルなトマトソースがよく絡み、一口ずつにトマトの旨味や酸味が口いっぱいに広がっていき、シリーズらしいラードの香ばしい風味が後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの豚肉以外にレッドベルペッパー(パプリカ)が使用されていて、特に豚肉からは…想像以上にしっかりとした肉の旨味が感じられる仕上がりとなっていたため、まずは全体に馴染ませながら食べ進め、後ほど麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
ソースは、トマトの旨味をベースに“玉ねぎ”やポークの旨味を合わせたことでナポリ料理のひとつ“アッラ・ナポレターナ”ならではのシンプルなトマトソースを再現、しかし旨味がすっぽ抜けたかのようなシンプル過ぎるテイストとなっています。
ということで今回“ペヤング アッラ・ナポレターナやきそば”を食べてみて、トマトの旨味をベースに“玉ねぎ”やポークを合わせたことで後味すっきりとしたトマトソースに仕上がり、全体的に旨味が弱い点が気になりましたが、別添されているタバスコを加えることでピリッとした辛みと強めの酸味が大人な味を際立たせ、シリーズらしい麺から滲み出す香ばしいラードの旨味・風味が相性良くマッチし、全体的にトマトケチャップを追加したくなるような物足りなさを感じさせる一杯となっていました。
また、今回は“アッラ・ナポレターナ”といった聞き慣れない洋風パスタをアレンジしたフレーバーということで、実際味わってみるとトマトソースがベースであることはわかるんですが、シンプル=旨味がない…とはなりませんので、恐らくデフォルトのソースがすでに物足りなく感じられる方も多く、正直賛否分かれるテイストと言えるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
ペヤング アッラ・ナポレターナやきそば!タバスコ特有の辛さと酸味が利いた大人の味わい