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【足立区】年末年始に西新井大師の参拝帰りに立ち寄りたい「きままかふぇ」こだわりの自家焙煎モカコーヒー

やまこ地域情報発信ライター(東京都足立区)

西新井大師表参道入口付近に立地する自家焙煎珈琲「きままかふぇ」。実は店主は圧倒的「モカ」推しです。なぜそこまでモカにこだわるのか、その思いを聞きました。

きままかふぇさんの前の道からはすぐ西新井大師表参道の入口が見えます
きままかふぇさんの前の道からはすぐ西新井大師表参道の入口が見えます

早朝に西新井大師で参拝をした帰りに、表参道入口を出て駅へ向かう途中で、自家焙煎珈琲きままかふぇさんを発見。温かいコーヒーが飲みたいしちょうど小腹も空いてきたため、モーニングを食べようとお邪魔することにしました。

「きままかふぇ」の看板
「きままかふぇ」の看板

入口横には「きままかふぇ」とゆるい調子のひらがなでデザインされた看板が。気まま、といいつつ、早朝7時から営業しているのはとてもありがたい。どんなものがいただけるのか、メニューをチェックしてみます。

すると、コーヒーの種類は香りのモカのみ。ブレンドやアメリカンなど他のコーヒーメニューは見当たりません。おや?

コーヒーは「香りのモカ」のみ?
コーヒーは「香りのモカ」のみ?

世界一おいしい!! かもしれない自家焙煎コーヒーなら飲んでみるしかない!
世界一おいしい!! かもしれない自家焙煎コーヒーなら飲んでみるしかない!

店外に出ている看板をみると、「世界一おいしい!! かもしれない自家焙煎コーヒー」とあります。そして「香りのモカ」がキーワードのようです。これは気になりますね。

「とにかく私が大好きな香りのいいモカを皆さんにも飲んでいただきたくて」という、きままかふぇのご主人、志自岐(しじき)元さん。店内では、舎人にある焙煎所で自ら焙煎したコーヒーを提供しています。

きままかふぇオーナーの志自岐ご夫妻
きままかふぇオーナーの志自岐ご夫妻

昔からのコーヒー好きが高じて、4年前に千葉でコーヒーの屋台をオープン。東京でも屋台開業を目指したいと思いましたが、都内での屋台営業は難しいと判明。しかしそこで諦めません。ならば東京でお店を開けばいいのでは、と気持ちは前向きです。

その間、ご夫妻で都内のいろいろな有名コーヒーショップを巡り、ありとあらゆるコーヒーを飲んだり、UCCのコーヒーアカデミーで珈琲学を学んだりしました。そんな中で出合ったある珈琲店のモカ豆の美味しさに感動します。

このモカでいつも変わらない味のコーヒーを淹れたい。そしてみんなに飲んでもらいたい

こうして決意がみなぎった志自岐さんの思いは少しずつ形となり、足立区内で縁あった土地に、きままかふぇがオープンしたのです。

きままかふぇ店内
きままかふぇ店内

ちなみに、きままかふぇさんのオープン日は、2022年10月8日。「『108』で煩悩の数と一緒の日ですね」と奥様の志自岐さんがニッコリ。西新井大師の土地とのご縁も感じますね。

これから香りのモカ1杯を淹れていただきます
これから香りのモカ1杯を淹れていただきます

ハンドドリップで1杯ずつ丁寧に
ハンドドリップで1杯ずつ丁寧に

きままかふぇさんイチ推しのコーヒーは、エチオピアシダモ地方の豆を使った「香りのモカ」です。香りのモカは、浅煎り(酸味系)・中煎り(バランス)・深煎り(苦味系)とあり、淹れ方もマシンドリップ(400円)ハンドドリップ(600円)が選べます。

抽出の濃度が違うアイスコーヒーと「ミルクと喧嘩してしまい味が損なわれる」理由でカフェオレの豆だけはブラジル産だそうです。

自家焙煎した香りのモカコーヒー豆は、お店でも購入できます
自家焙煎した香りのモカコーヒー豆は、お店でも購入できます

私は、ハンドドリップ香りのモカ中挽き(バランス)(600円)と、トースト(自家製マーマレード付き)(200円)をオーダー。11時までのモーニングはセットで100円引きでした。

きままかふぇのロゴが入ったカップ
きままかふぇのロゴが入ったカップ

香りのモカ中挽き(バランス)は、まろやかで飲みやすくて美味しい。そしてご主人の推しどおり、ふわりとモカの香りに癒されます! 個人的な感想ですが少し冷めても苦味を感じない印象です。

分厚いトーストにつけて食べる自家製マーマレードが美味しい!
分厚いトーストにつけて食べる自家製マーマレードが美味しい!

トースト(自家製マーマレード付き)の分厚いトーストにはバターが塗ってあります。青梅の山で採れた三宝柑を使った自家製マーマレードは、甘さ控えめでこれがまたバタートーストと合う! コーヒーと一緒に至福のモーニングがいただけました。ごちそうさまでした。

甘さ超控えめ自家製あんバタートースト(写真はお借りしました)
甘さ超控えめ自家製あんバタートースト(写真はお借りしました)

モーニングでコーヒーと一緒に食べたいメニューは他にもあります。甘さ超控えめ自家製あんバタートースト(500円)は、「」がつくほど甘さ控えめ。実は筆者、このあんこをお味見で少しいただいたのですが、甘さが控えめすぎて感動しました。白砂糖ではなく黒糖を使用しており、あっさりした甘味が魅力的です。

また、養蜂家藤岡晴美さんのプレミアムハニートースト(500円)は、ハチミツのお味があまり得意ではなかった奥様も惚れ込んだほどのまろやかで美味しいハチミツを使用しています。

他にもピザトーストホットサンドなどもありますので、お好みに合わせて選んでみてくださいね。(モーニング以外でいただくことも可能です)

これからの季節に食べたくなる!ホット白玉ぜんざい(写真はお借りしました)
これからの季節に食べたくなる!ホット白玉ぜんざい(写真はお借りしました)

そして、ホット白玉ぜんざい(500円)は、年末年始の参拝時に、ホッと一息つきたくて食べたくなりそうな一品。こちらも、超甘さ控えめあんこを使用しています。体も心もあったまりそう!

今回、きままかふぇさんにお邪魔してみて私が感じたのは、コーヒー好きさんの「香りで繋がるご縁」です。ご主人が推す香りのモカを淹れ続ける限り、またそのコーヒーの香りに惹かれる人が、きままかふぇさんとのご縁へ繋がっていくのかもしれません。

なお、12月31日〜元旦は、店外でテイクアウトのコーヒー販売を予定しているそうです。年末年始に西新井大師に参拝予定の方は、ぜひ「きままかふぇ」にお立ち寄りしてみてくださいね。

【店舗情報】
自家焙煎珈琲 きままかふぇ 
住所:〒123-0841 足立区西新井1-7-14 
電話番号:090-3592-7358
営業時間 : 7:00〜17:00(〜11:00までモーニング)
営業日 : 定休日なし(不定休)
※年末年始の営業予定はお店の案内をご確認ください

地域情報発信ライター(東京都足立区)

書いて描けるクリエイティブ系パラレルワーカー/サウナーです。足立区在住20年の土地勘と情報網を活かして、旬なニュースや美味しいモノ、ブックマークしたくなる地域情報を楽しく発信していきます。

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