【子育て】つい上の子ばかり叱っちゃう…。上の子が下の子を泣かせたときの注意の仕方&対応方法☆
こんにちは!さっこせんせいです☆
きょうだいがいるご家庭では、上の子(お兄ちゃん・お姉ちゃん)が下の子(弟・妹)を泣かせてしまうことがあるのではないでしょうか?赤ちゃん返りや、やきもち、トラブルからだったり、わざとでなくても泣かしてしまうこともあると思います。
そんな時つい「なんで泣かすの!」「お兄ちゃんなんだから…」と、上の子に対してばかり注意してしまいたくなります。でも本当は私たちだって、上の子ばかり叱りたくはないですよね。
今日の子育てのポイントは『上の子が下の子を泣かせてしまったときの対処法』です!
上の子が下の子を泣かせてしまったら・・・
①まずは「どうしたの?」
ママたちって、その場の状況を見ただけでなんとなく何が起こったのか状況把握がすぐにできてしまいます。そのため”上の子が泣かせたな”とわかるとすぐに「なんでそんなことしたの!」と衝動的に怒ってしまいがちです。
そんな気持ちをグッと抑えて、まずは「どうしたの?」と本人に状況を聞きましょう!
衝動的に怒るのは、子どもが【否定された】と感じるのに対して、「どうしたの?」と聞いてもらえると子どもは【受容してもらえた】と感じられます。
②状況を聞いたらすぐ”共感”
状況を聞き出せたとしても「だからって叩いたらダメでしょう!」と怒ってしまっては【否定】になってしまいます。どんな状況だったとしてもまずは”共感”をしてください。
【例】
子「おもちゃを取られたから叩いた!」
ママ「おもちゃとられちゃったのね。それは嫌だったね」
この”共感”があってはじめて、次の”注意”が活きてきます。
③下の子の気持ちを代弁して注意する
子どもたちは脳の発達がまだまだ未熟なため、相手の立場に立って考えることができません。ですから「たたかれて下の子がどんな気持ちだと思う?」というような声かけではなく、親が下の子の気持ちや状況を言葉でしっかり伝えて教えてあげましょう!
【例】
×「下の子がどんな気持ちだと思う?」
○「おもちゃを使いたかったのかもしれないね」
「叩かれて泣いてるね。痛かったんだね」
そして、ここで初めて注意をします。親としてはすぐにでも注意したいところですが、相手を泣かせてしまって子ども自身も少なからず動揺しています。そんなときに注意をしてもそれは全く効果がありません。
まずは①状況を聞いて②共感をしたことで、子ども自身そしてママ自身も落ち着いてきます。そうすると、子どもは素直に注意を聞いてくれやすくなるんです。
【例】
「おもちゃを取られて嫌だったね(共感)
下の子もそのおもちゃを使いたかったんだね。でも叩かれちゃってきっと悲しかったんだね(下の子の代弁)
取られて嫌なのはわかるよ。でも叩くのはいけないこと(注意)」
いけないことはしっかり注意する必要があります。頭ごなしに注意するよりも、まずは共感をしてから注意する方が効果的であることを知っておいてください☆
④どうしたらいいかは一緒に考える
「次からはこうしよう」と親が伝えることは簡単です。おもちゃを取られた状況を例にすると、おもちゃを取られた時にどうすればよかったのか。を子ども自身に考えてもらいましょう。
もちろん一人で考えるのが難しい年齢でしたら一緒に考えます。子どもが考えられたら「それいい方法だね」と言葉を添えてあげると、次に同じ状況になった時でも考えた対処法を意識してくれやすくなります。
【例】
ママ「おもちゃを取られたとき、叩くんじゃなくてどうしたらよかったのかな?」
子「とらないでって言う」
ママ「それいいね!次また取られちゃったら、そうやって言ってみよう」
おまけ ⑤下の子にも注意する
下の子が赤ちゃんでも、上の子のおもちゃを取ったり、邪魔をしてしまったならしっかり注意しましょう。そしてその姿を上の子に見せてあげてください。
どうしても上の子ばかりが注意されてしまいがちなのですが、下の子も注意されることで、ママパパがきょうだいを平等に扱ってくれているということを感じ安心してくれます。
【例】
×「まだ小さいから許してあげよう」
○「(下の子に対して)お兄ちゃんのおもちゃ使いたかったのね。でも今はおにいちゃんが使っているの。勝手にとってはいけません」
おまけも入れて、ステップが5つありますが、きょうだいげんかの状況でこれらをすべて意識するのは難しいと思います。なので、【共感すること】【下の子の気持ちを代弁して注意をする】の2つをまずは意識してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!