帰省土産にもおすすめ!スイーツ芸人が厳選!知る人ぞ知る「大人の手土産」5選
よろスィーツ!スイーツなかのです。
仕事でもプライベートでも、一番多く聞かれるのが手土産のこと。
シチュエーション、値段、場所、色々なトピックがある中で、今回は「大人の手土産」をテーマに、都内で買える5つのお菓子をセレクトしました。
今年発売された新しいお菓子を中心に選んでみたので、帰省土産の参考にもしてみてくださいね。
壺中庵の「琥珀糖」(銀座)
白金台にある「八芳園」。そこにある料亭「壺中庵」から手土産ブランドが誕生した。
壺中庵は、米国のバイデン大統領が岸田首相と非公式夕食会で利用された料亭としても知られている。
「天の静寂(しじま)」と名付けられた美しい琥珀糖は、酒粕、ペパーミント、日向夏、酢橘、ブルーベリーと全5種の詰め合わせ。
着色料・香料を一切使用せず、素材本来の風味や色合いを活かした繊細なつくりで、見てるだけでもうっとりする。
シャリっとした食感、ぷるんと瑞々しい味わいで、甘さがとっても上品。
ぼくのおすすめは、ペパーミント。爽快な香りがなんとも心地良く、シャンパンが好きなひとはいっしょに食べると良さそう。
木箱の高級感も良く、目上の方への贈り物にもってこい。
「壺中庵 銀座三越店 POPUP STORE」
銀座三越本館 地下2階 ギンザスイーツパークⅢ
03-3441-8888
https://happo-en.com/event/kochuan-tokyo/
※販売期間は2023年4月4日(火)まで。
CONGALIの「こぐま焼き」(新宿)
文明堂から誕生した「CONGALI」。今年10月にオープンしたばかりの新宿伊勢丹店限定ブランドだ。
なかでも、話題なのが「こぐま焼き」。文明堂と言えばお馴染みのCM「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」のキャラクターを模った人形焼だ。
つぶらな瞳を再現するために試行錯誤を重ねたり、鼻を高くするように立体感を生み出したりと、こぐまの可愛さの中にたくさんの努力が詰まっている。
カステラの生地でこし餡を包み、ふんわりとやさしい甘さがとっても良い。子どもから大人まで、みんなが笑顔になる美味しさなので、幅広いシチュエーションで喜ばれそう。
こぐま焼きのマークがついた箱も可愛さがあって、ちょっとした贈り物にも使いやすい。
The Okura Tokyoの「サブレ かさね」(虎ノ門)
虎ノ門にあるホテル「The Okura Tokyo」。こちらで販売するクッキー缶は、知る人ぞ知る手土産で、ぼくも普段から重宝しているお菓子。
石畳文様をイメージした「市松」、塩味系のサブレの詰め合わせ「露地」がある中で、今年新たに加わったのが「かさね」だ。
彩り豊かな11種のサブレで、四季のうつろいや、日本の美を表現している。なかでも、いちご、はちみつ、ゆず、ぶどうの味は、福島の農家さんの食材で作られた新作サブレ。
見た目の美しさはもちろんだが、何より味がとっても良い。一枚一枚味わいがはっきりとしていて、食べ応えも抜群。良い紅茶を淹れながら、ゆったりと食べたくなる。
高級感のある包装も素敵で、蓋を開ける前からわくわくする。
ウェスティンホテル東京の「バターサンド」(恵比寿)
恵比寿にある「ウェスティンホテル東京」。こちらのバターサンドは、発売以来ファンが多く、お菓子好きのなかでも評価の高い逸品。
定番のバターサンドは、バタークリームにラムレーズンを挟み、ふんわりと軽い食感のサブレと相性がとっても良い。
レーズンはラム酒の香りにも包まれ、まさに大人の手土産にぴったりの味わいだ。
今年の夏前に食べた「ピスタチオとチェリー」は、まるでケーキのような食べ応えで、リッチな甘さがたまらない。このように、季節ごとに限定フレーバーが発売されるのも楽しみのひとつ。
一個一個を丁寧に包んだパッケージもオシャレで、シェアしやすいのも嬉しい。さすがホテルメイドという素敵な仕上がり。
カジュアルでありながらも、センス抜群の手土産だ。
いったつみとらどうの「椰子の白わらび餅」(日比谷)
帝国ホテル内にある「いったつみとらどう」。こちらは、神楽坂にある日本料理の名店「石かわ」と「虎白」がコラボしたブランド。
ミシュランガイド東京版にて三ツ星を獲得し続けるお店でもあり、食通からも注目度が高い。
たっぷりのココナッツパウダーで覆われた純白の見た目のインパクトが凄く、蓋を開けた時からわくわくする。
ひと口食べると、まるで赤ちゃんのほっぺのように柔らかな食感に感動。なめらかな口どけとともに、ココナッツのまろやかな甘みがひろがっていく。
わらび粉、ココナッツミルクで練りあげ、日本料理の練り物の技法で手掛けられた、まさに料理人ならではのつくり。
今年食べたお菓子のなかでも印象に残った、ここぞという時の手土産に使いたいお菓子。
撮影=スイーツなかの