帰省土産におすすめ!スイーツ芸人が教える「東京駅のばらまきお菓子」3選
よろスィーツ!スイーツなかのです。
今回は、大人数に配るときにおすすめのお菓子を3つご紹介。
東京の老舗が手がけた東京土産としてふさわしいお菓子で、全て東京駅の構内で購入できるものをセレクト。
本来「ばらまき」という言い方は好きではないけれど、この季節は贈り物を探すときに「ばらまき」と調べる方が多いので、あえてこの表現で記載しました。
一つ一つのお菓子が本格的なので「小分けでも気持ちを込めて渡したい」という方に届いてくれますように。
御門屋
昭和27年創業、東京・目黒の油面地蔵通り商店街に本店を構える「御門屋」。
おかきやあられなどの米菓子を手がけるお店として始まり、平成7年には油で揚げる技術を生かし「揚げまんじゅう」を開発。
今では看板商品になるほど揚げまんじゅうの人気は高く、手土産でも重宝されている。
御門屋の揚げまんじゅうは、薄皮の生地と舌触りの良いあんこに一体感があり、小ぶりながら食べ応えのある味わいが特徴。
あんこは、北海道産の希少な品種「しゅまり」を使ったもので、さらっとなめらかなくちあたり。生地は、熟練した職人が一つ一つ手ごねしたものを揚げていて、手間ひまかけた製法が美味しさを紡ぎ出している。
一番人気の「こし餡」をはじめ「胡麻」や「柚子」、そして東京駅限定の「ミルクあん」もあり、個性豊かな揚げまんじゅうの詰め合わせは、大人から子どもまでみんなが笑顔になるだろう。
御門屋(東京駅構内 1F「エキュート東京内」)
「揚げまんじゅう 詰め合わせ」
6個入:¥840
10個入:¥1,510
16個入:¥2,360
24個入:¥3,470
30個入:¥4,270
築地ちとせ
大正元年創業、東京・築地発祥の老舗和菓子屋「築地ちとせ」。
あんこで大粒の栗を包んだ「栗大納言」や鯛の形をしたフィナンシェ「鯛安吉日」など、和洋幅広くお菓子を手がけている。
中でも人気が高いのは、“東京お料理お菓子”と称される「天ぷらせんべい」。良質な天然えびをたっぷりと使用しており、封をあけるとふわっと香ばしさに包まれる。
えびの他にも、日本三大葱の一つ「岩津ねぎ」や「北海道産の玉ねぎ」など、日本各地の食材にこだわり、5種の食材を合わせることで“かき揚げ”を表現。
からりと揚がったお煎餅はサクサク感がたまらなく、食べたときの音から美味しさが伝わってくるほど。一枚一枚に高級感があり、香り高く奥深い味わいは、大人の贈り物にぴったり。
築地ちとせ(東京駅構内 1F「HANAGATAYA グランスタ東京中央通路」)
「天ぷらせんべい」
6個入:¥702
12個入:¥1,404
コロンバン
大正13年創業、東京・原宿に本店を構える「コロンバン」。
今年100周年を迎えた日本を代表する老舗洋菓子店で、名物のショートケーキをはじめ、長く愛されているお菓子がたくさんある。
ギフトとして人気が高いフールセックは、クッキーの詰め合わせ。一枚一枚からバターの香りがひろがり、なんともリッチな美味しさ。
現在は、通常のフールセックとは別に、100周年を記念した「アニバーサリーフールセック」が登場。
パルミジャーノレジャーノ、フランボワーズ、カフェアマンド、フィユプラリネ、バニーユ、ショコラアマンドなど、甘いものから塩気のあるクッキーまで幅広いフレーバーが楽しめる。
缶にはコロンバンの歴史と共に歩んだお菓子が描かれており、お菓子好きにはたまらないデザイン。クッキーの贈り物をしたいときにおすすめ。
コロンバン(東京駅 B1F 銀の鈴エリア)
「アニバーサリーフールセック(19枚入)」¥1296
撮影=スイーツなかの