忖度なし!スイーツ芸人がコンビニ「たい焼き」を食べ比べしてみた
よろスィーツ!スイーツなかのです。
コンビニスイーツの食べ比べ企画。今回は「たい焼き」。
コンビニ三社のたい焼きを食べ比べ。忖度なしでそれぞれの特徴をまとめてみた。
ファミリーマート
ファミリーマートのたい焼きは、生地とカスタードクリーム、どちらにも存在感があって、三社の中でも満足度は一番高かった。
どのコンビニも生地にはこだわっているが、ファミリーマートは厚みがあり、モチモチ具合が一番強い。
カスタードクリームは濃厚で、生地にも負けない味わい。ローソンのカスタードクリームも濃厚だが、ファミリーマートの方がよりまったりとした舌触りで濃密さが伝わってくる。生地との相性を考えるとこの力強さが正解だと思う。
生地とカスタードクリームが合わさったときに、どちらの味もしっかりと立ち、個人的には一番好みのたい焼きだった。
ローソン
ローソンのたい焼きは、商品名にもあるように、生地のもっちりとした食感が特徴。
モチモチ具合は充分に楽しめるが、ファミリーマートの生地と比べると若干柔らかめで、しっとりとした印象も受ける。
カスタードクリームもファミリーマートと同様に濃厚なつくりだが、ローソンの方がなめらかでマイルドな味わい。なめらかさだけで言えばセブンイレブンが一番だが、ローソンはコクもありつつ生地とのバランスがとても良かった。
しっとりもっちり系のたい焼きを食べたいときはローソンがおすすめ。
セブンイレブン
セブンイレブンのたい焼きは、ファミリーマートやローソンとは全く異なる仕様。生地からはほんのりとカスタードクリームが透き通り、見た目からも違いがよく分かる。
他との大きな違いとしては、生地の原料にこんにゃくペーストを使用しているところ。モチモチ具合もありながら、かなりしっとりとしていて、大福の餅生地のように伸びる。好みは分かれると思うが、好きな人にはハマる食感だろう。
カスタードクリームは一番なめらかで、柔らかい生地とも一体感があり、みずみずしい味わい。ホイップクリームも入っていて、特別感も嬉しいところ。
たい焼きというより、また違ったジャンルのスイーツの印象を受けるが、一度食べると忘れられない美味しさがある。
撮影=スイーツなかの