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忖度なし!スイーツ芸人がコンビニ「たい焼き」を食べ比べしてみた

スイーツなかのスイーツ芸人

よろスィーツ!スイーツなかのです。

コンビニスイーツの食べ比べ企画。今回は「たい焼き」。

上から右回りに「ファミリーマート」「セブンイレブン」「ローソン」
上から右回りに「ファミリーマート」「セブンイレブン」「ローソン」

コンビニ三社のたい焼きを食べ比べ。忖度なしでそれぞれの特徴をまとめてみた。

ファミリーマート

「クリームたい焼きカスタード」¥160
「クリームたい焼きカスタード」¥160

ファミリーマートのたい焼きは、生地とカスタードクリーム、どちらにも存在感があって、三社の中でも満足度は一番高かった。

どのコンビニも生地にはこだわっているが、ファミリーマートは厚みがあり、モチモチ具合が一番強い。

カスタードクリームは濃厚で、生地にも負けない味わい。ローソンのカスタードクリームも濃厚だが、ファミリーマートの方がよりまったりとした舌触りで濃密さが伝わってくる。生地との相性を考えるとこの力強さが正解だと思う。

生地とカスタードクリームが合わさったときに、どちらの味もしっかりと立ち、個人的には一番好みのたい焼きだった。

ローソン

「もっちりとした白いたい焼き」¥151
「もっちりとした白いたい焼き」¥151

ローソンのたい焼きは、商品名にもあるように、生地のもっちりとした食感が特徴。

モチモチ具合は充分に楽しめるが、ファミリーマートの生地と比べると若干柔らかめで、しっとりとした印象も受ける。

カスタードクリームもファミリーマートと同様に濃厚なつくりだが、ローソンの方がなめらかでマイルドな味わい。なめらかさだけで言えばセブンイレブンが一番だが、ローソンはコクもありつつ生地とのバランスがとても良かった。

しっとりもっちり系のたい焼きを食べたいときはローソンがおすすめ。

セブンイレブン

「しろもちたい焼き カスタード&ホイップ」¥181
「しろもちたい焼き カスタード&ホイップ」¥181

セブンイレブンのたい焼きは、ファミリーマートやローソンとは全く異なる仕様。生地からはほんのりとカスタードクリームが透き通り、見た目からも違いがよく分かる。

他との大きな違いとしては、生地の原料にこんにゃくペーストを使用しているところ。モチモチ具合もありながら、かなりしっとりとしていて、大福の餅生地のように伸びる。好みは分かれると思うが、好きな人にはハマる食感だろう。

カスタードクリームは一番なめらかで、柔らかい生地とも一体感があり、みずみずしい味わい。ホイップクリームも入っていて、特別感も嬉しいところ。

たい焼きというより、また違ったジャンルのスイーツの印象を受けるが、一度食べると忘れられない美味しさがある。

撮影=スイーツなかの

スイーツ芸人

東京都立川市生まれ。早稲田大学卒業後、芸人の道へ進み、子どもの頃から好きだったお菓子を独学で勉強。特注のパンケーキハットをトレードマークに、唯一無二のスイーツ芸人として活動を始める。老舗からコンビニまで多ジャンルの和洋菓子を一万種類以上食べ歩き、その確かな知識で「林先生の初耳学」「メレンゲの気持ち」など多数テレビ番組に出演。「CREA」「ViVi」で連載を持つなど、ライターとしての顔も持つ。西武渋谷店では自ら企画した催事「奥渋ギフト」を開催、行政と取り組んだ監修商品を発売、コンクールの司会や審査員を務めるなど、多岐にわたり活躍している。

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