WBCの本気度はどれくらい!? 英語版のサイトは周東佑京を右打ちと表記
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もうすぐ、5度目のワールド・ベースボール・クラシックが始まる。
WBCのサイト(mlb.com/world-baseball-classic)には、各チームのロースターが英語で掲載されていて、すでに、鈴木誠也(シカゴ・カブス)は日本のロースターから外れ、牧原大成(福岡ソフトバンク・ホークス)が入っている。
ただ、このロースターには誤りがある。牧原の背番号が表記されていない――実際は「5」――のはともかく、周東佑京(福岡ソフトバンク)が右打ちになっている。ご存じのとおり、周東は左打者だ。
英語のサイトはB/T、B=打、T=投なので、表記の順序は日本語のサイトとは逆だが、それが間違いの原因ではないようだ。周東は「R/R」と記されている。2018年のオフには、周東がヒガンテス・デ・カロリーナ――プエルトリコのウインター・リーグ――に参加したことも書いてあるというのに、この誤りは惜しまれる。スペイン語のページも、同様だ。
まさか、そんなことはないだろうが、日本と対戦した投手や捕手が、左打席に立つ周東を見て、面食らうことがないことを祈りたい。
もっとも、英語とスペイン語のサイトには全チームのロースターが掲載してあるのに対し、日本語のサイト(wbc2023.jp)は、日本チームのロースターしかない。ベースボールあるいは野球の広がりという点からすると、20の国と地域が参加するというのに、もったいない気がする。
ちなみに、2018年のオフは、周東とともに、高橋純平(福岡ソフトバンク)と真砂勇介(当時・福岡ソフトバンク/現・日立製作所)も、プエルトリコのウインター・リーグに参加した。今回のWBCで、真砂は中国のロースターに名を連ねている。日本と中国は、3月9日に行われる試合で対戦する。