博多の名物「水炊き」

グルメ王国の博多。美味しいメニューをたくさん思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。特に、もつ鍋なんかはイメージがあったりするかもしれませんが、水炊きも名物のひとつ。鶏を使ったあっさりスープを上品にいただける、ご当地グルメの名店を訪れてみました。

創業昭和28年

創業昭和28年という老舗の「博多味処いろは」。代々受け継がれる伝統の味、「博多水炊き」の名店です。地下鉄の中洲川端駅より徒歩数分の場所にあります。歴史を感じながらも、和風の上品な店構えです。名物「水炊き」と「すき焼き」もいただける大人気店です。

博多名物、水炊き

これぞ博多名物。白濁のスープは臭みなく鶏の旨味が凝縮されている。そしてコク深い味わいのスープはコラーゲンたっぷり。あっさりといただけます。代々受け継がれる秘伝の鶏スープに、鶏肉はもちろん、豚ミンチや野菜と一緒に、鍋で煮込んでいただきます。このぐつぐつと煮立つお鍋は美味しそうですね。

まずは馬刺しから

メインメニューは水炊きですが、まずは馬刺しで一杯。熊本直送で新鮮な赤身肉。噛むごとに味わいを感じる。ヘルシーでクセもなく、お好みに合わせて生姜やニンニクを交えて。甘めの九州醤油でいただきます。この馬刺しも、博多の水炊きやもつ鍋をいただくときは、前菜的な感じでいただくことが多いですね。

水炊きをいただきましょう

そしていよいよ、名物の水炊き。まずはこの煮込まれた白濁の鶏スープが出てきます。鶏の香り良いスープです。

そして、鶏の旨味が凝縮された純スープを湯呑で最初にいただきます。スープだけで美味い。湯呑の淵の柚子胡椒を混ぜればさらに美味い。

そしてスープの源、鶏肉をいただきます。自家製ポン酢の味わいも良く、鶏肉は柔らかくて美味い。

これもまた秘伝の鶏ミンチ。とっても綺麗です。このミンチをスプーンで丸く取りながら鍋に入れていきます。

鍋には欠かせない野菜。ただ、白菜ではなくキャベツ。他にもエノキや人参に豆腐。鶏スープにしっかり合うようにチョイスされてます。

鍋に全ての具材を入れたなら、あとは煮立つのを待つだけ。この待ち時間も美味しいのが鍋の魅力ですね。鶏肉や鶏ミンチ、野菜などの具材は追加メニューもあります。鶏スープのこだわりはもちろんですが、具材の素材の良さも旨味を出していますね。とっても美味しくいただけます。

ポン酢も自家製。特注の醤油とみかんを使っているという。これがまたさっぱりと味わえます。水炊きを美味しくいただけるのは、このポン酢があるからこそです。

店内にはサインがいっぱい

お店は1階と2階にテーブル席があり、壁にはたくさんのサインが。有名人も訪れる名店なのがわかります。綺麗なテーブル席はゆっくりくつろげます。ちなみにこちらは2階席です。

店内入り口にも、たくさんの写真が。これらの写真は撮影NGなので、遠目から雰囲気を撮ってみました。お店の方の接客も良く、昔から愛されてきた歴史も感じられます。お味も雰囲気も最高。だからこそ訪れる人も多い名店です。

博多味処水炊き いろは 本店

「ラーログ／ラーメンマニア」（福岡）

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