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メジャーを前に最後の打席?イ・ジョンフが本拠地最終戦に代打で登場 7月以来の復帰<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ホーム今季最終戦で7月以来の打席に立ったイ・ジョンフ(写真:キウムヒーローズ)

10日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

キウムヒーローズ-サムスンライオンズ(コチョク)では8回裏キウムが5-3でリードの攻撃で、左足首手術で戦列を離れていたイ・ジョンフが代打で登場した。7月22日以来の出場。

大歓声の中、観客席に向かってヘルメットを取ってお辞儀をしてから打席に入ったイ・ジョンフ。カウント3-2からファウルが6球続いた後、12球目を打った。打球はショートの定位置に守っていたサードへのゴロ。全力疾走するもアウトとなった。

イ・ジョンフは9回表にセンターの守備にもついた。イ・ジョンフは現状、万全な状態ではないが、本人が本拠地最終戦での出場を強く望んだという。キウムは142試合を戦い、2試合ビジターゲームを残しているがそれには出場しない見込みだ。

イ・ジョンフは今季86試合に出場、打率3割1分8厘、6本塁打、45打点。今オフにポスティングシステムを利用してのメジャーリーグ進出を目指している。

(関連記事:WBC韓国代表のイ・ジョンフが左足首手術で全治3か月 「早く回復して、必ずグラウンドで」

◇10月10日(火)の結果

・LG 7 - 0 ロッテ(チャムシル)

 勝:ソン ジュヨン

 敗:イ インボク

・キウム 5 - 3 サムスン(コチョク)

 勝:ムン ソンヒョン

 敗:ノ ゴンウ

・KT 5 - 4 トゥサン(スウォン)

 勝:キム ジェユン

 敗:チョン チョルウォン

・KIA 5 - 6 SSG(クァンジュ)

 勝:ノ ギョンウン

 敗:ユン ジュンヒョン

・NC 2 - 0 ハンファ(チャンウォン)

 勝:フェッド

 敗:キム ギジュン

KTウィズは2位が確定し、プレーオフ進出を決めた。

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「フェッドが20勝達成」

NCダイノスのエリック・フェッドがハンファイーグルス戦に先発し、6回7安打無失点で20勝目(6敗)を挙げた。フェッドはこの日6つの三振を奪い今季通算204個に。20勝200奪三振はリーグ史上5度目。外国人投手では初となる。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

LGツインズ戦に1番レフトで出場。1打席目サードゴロ、2打席目ファーストへの内野安打、3打席目センターフライ、4打席目ピッチャーゴロ。4打数1安打。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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