メルセデス・ベンツ、迎賓館で最先端安全技術を公開【動画あり】
メルセデス・ベンツは7月27日、迎賓館赤坂離宮にて、「自動車の最先端安全技術に関する国際交流会」という名のイベントを開催した。
上野社長の開会宣言の後、駐日ドイツ大使を始め、駐日欧州連合参事官、経産省製造産業局長、国交相自動車局次長が登壇。その後、本日発表された最先端安全技術を搭載する新型Eクラスの機能が説明され、デモンストレーションがなされた。
新型Eクラスは、ドライブパイロットと呼ばれる機能を搭載。追従走行は停止車両や発進停止を繰り返す渋滞走行にも対応した他、ステアリングパイロットは0-210km/hで作動。さらに高速道路ではウインカーレバー操作で車線変更を行うアクティブレーンチェンジアシストや、制限速度を自動調整するスピードリミットパイロットも搭載する。
ディスタンスパイロット・ディストロニックおよびステアリングパイロットによって半自動追従走行に加え、車線変更がアシストされることでさらにドライバーの負担が低減されることになる。
この他にも様々なアシスト機能が搭載され、駐車に関してもリモートパーキングパイロットによって自動駐車も可能とする他、スマートフォンによる駐車も可能となった。
メルセデス・ベンツは自動車の自動化がもたらすメリットを、交通の安全性を高めるため、運転できない人のために移動手段を提供すること、そして新しい自由としてのプライバシーが確保された快適性などにあると語る。
そうした自動化の序章が今回発表された新型Eクラスには搭載されているとした。