揺れの大きかった宮城県であす21日(日)は雨の予想 土砂災害に注意を
きょう20日(土)18時過ぎ、宮城県沖を震源とする大きな地震がありました。宮城県は広い範囲で震度5弱~強を観測。私も仙台市内の自宅にいましたが、ガタガタと縦に大きく揺さぶられるような揺れが長く続きました。
あす21日(日)は大きな揺れのあった宮城県でまとまった量の雨が降る予想で、土砂災害などに注意が必要です。
多いところでは24時間で70ミリ前後の雨に
きょうの宮城県は、はじめ高気圧に覆われたので晴れていましたが、既にその高気圧は抜けて西から前線を伴った低気圧が進んできています。
あすにかけては低気圧が発達しながら日本海を北上してくる見込みで、宮城県は一日雨が降ったり止んだりする見込みです。
日中はシトシトとした降り方ですが、寒冷前線が通過する夕方は一時的に雨脚の強まるところもある予想です。特に県北ではあす一日で70ミリ前後のまとまった量の雨になる可能性があります。
低気圧のコースが異なるため、先週末の大雨に比べると雨量は少なく済みますが、地震によって地盤が緩んでいる可能性があります。そこに雨が加わると土砂災害が起こりやすくなりますので、崖崩れなどには十分ご注意ください。
強風、高波にも注意を
また低気圧の接近に伴い、沿岸部を中心に南風が強く吹き、波も高くなる見込みです。沿岸部では、瞬間的には20メートル前後の強風が吹き、沖合の波の高さは5mに達する予想です。
今回の地震とは関係ありませんが、沿岸部では強風・高波にもご注意ください。