「モンチッチ公園」として親しまれている公園が西新小岩にあります。またの名を「西新小岩五丁目公園」といい、防災設備をも備えた公共の公園です。「モンチッチゾーン」と「ちびっこ広場」の２つのエリアがあり、元はモンチッチを作った会社の跡地とのこと。楽しいしかけがたくさんある公園で、訪れる人たちに人気です。今回は、モンチッチゾーンを歩いてみました。

JR新小岩駅から徒歩30分。繁華街から離れた場所にあるため、交通手段はバスが便利でしょう。タイミングよければ、モンチッチのラッピングバスに乗れるかも！新小岩駅東北広場から、「京成タウンバス新小52 市川駅行き」に乗車してください。最寄りは上平井（モンチッチ公園入口）バス停です。住宅街の合間を歩くと約３分ほどで着きます。

モンチッチくんとモンチッチちゃんの「お出迎えモニュメント」です。公園自体はこじんまりしていますが、園内はモンチッチ関連のモニュメントでにぎやか。入口正面奥には「シンボルモニュメント」も見えますよ。これが見えたとたん、モンチッチ公園に来たんだなぁという実感が湧きます♪

「シンボルモニュメント」の裏のブランコに乗っているモンチッチ。こちらは、トリックアートが仕掛けられていて、おもしろい写真が撮れます。ぜひ撮ってその世界観を楽しんでみてください！

ベンチがあるので、ここでひと休みできます。遠目に見るとベンチに子どもが座っているように見えましたが…。

モンチッチが鎮座していました！こちらも要撮影スポットですよ。

パーゴラ上に３匹モンチッチが！拡大して撮ってみました。こんな細かいところまで行き届いているとは。表情も豊かです。

入口を奥に進むと「モンチッチミニミュージアム」があります。外観はステンドガラスのような装飾でとってもおしゃれ！この中に工夫を凝らした「ひみつのたからばこ」があります。

ひみつのボタン。これは押してみるしかないでしょう。

すると幕があがり、中からモンチッチがあらわれました。子どもはもちろん、大人もつい押してしまいたくなるボタンでした。

ステンドガラス裏に設置の「この地で生まれたおもちゃの歴史」は読みごたえがあります。かつては、セルロイド産業の地として栄えた西新小岩。時代の流れでソフトビニール人形が作られた経緯など、新たに地元産業を知るきっかけになりました。興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

頭に王冠と背中に羽が生えた「天使のモンチッチ」。「願いが叶いますように　幸せと笑顔が訪れることを！」と書いてあって、なんだか神聖なる空間のような。モンチッチ公園でしか出会えない天使のモンチッチ、ぜひ立ち寄ってほしいモニュメントのひとつです。

はじめて訪れましたが、まるでテーマパークのような公園でした。歴代モニュメントや遊具など工夫を凝らしたものもあり、玩具メーカーの底力を感じます。モンチッチのモニュメントしかないんだろうなという先入観で行ったのですが、予想以上に楽しめました！モンチッチ公園は、子どもはもちろん、大人は懐かしい気分にひたれる貴重な公園です。ぜひ、休日に足を運んでみてはいかがでしょうか。

【公園情報】

モンチッチ公園（西新小岩五丁目公園）

住所：葛飾区西新小岩5-2-4、5-7-7

アクセス：新小岩駅東北広場より、バス＋徒歩で約13分

京成タウンバス　新小52

新小岩駅東北広場〜市川駅「上平井町（モンチッチ公園入口）」下車徒歩３分

駐車場：なし

開園時間：9:00〜18:00（４月１日〜９月30日）/9:00〜17:00（10月１日〜３月31日）

休園日：12月29日〜１月３日