方向音痴の原因と、治す方法
方向音痴の原因
私は営業のコンサルタントです。だからといって営業に「方向音痴を治す方法」まで指南しているわけではありませんが、営業の方が「方向音痴」だと大変困りますよね。営業でなくとも、方向音痴で困っている人はいると思います。
実は私もかなりの「方向音痴」です。道を覚えることがとても苦手。正直なところ、「方向音痴は生まれ持った性質なので、どうしようもない」と以前まで思い込んでいました。しかし、それは違うようです。
方向音痴は、
1)生理的な問題
2)情報処理能力の問題
であり、「意識をもって改善を繰り返せば必ずなおる」ものだそうです。ダイエットと同じだとのこと。それでは、どのようにすれば方向音痴をなおすことができるのでしょうか? ポイントを整理します。
迷わず目的地に着く方法
方向音痴にならず、迷わず目的地に着く方法は3つです。「目印」を意識的に覚えていきましょう。
◆ 動かないものを目印にする
(人、車など動くものではなく、建物や風景を目印にする。曲がったあとに振り返ることが重要)
◆ 必要な目印だけ意識する
(曲がるまでの途中の目印はすべて無視)
◆ 見え方も大事
(帰り道では死角になる可能性があるので、建物や看板などの見え方も確認する)
地図と実際の道をすぐに照合できない人がいますよね? 私がそうです。これは「心的回転」の問題とも言われています。たとえば「R」の字をすぐに反転させて書けるか? 私はすぐに書けません。少し悩みます。ですから地図を読んですぐに把握する人とそうでない人がいるわけです。私のように。
しかし上記した3点を徹底することで、必ず方向音痴は改善されます。特に「必要な目印だけを意識する」というのは重要だと思います。
最近はカーナビや、スマホの地図アプリが発達して、方向音痴を気にしなくても良くなった人もいるでしょうが、上記のやり方は覚えていて損はないと思います。何らかの目標を叶えようとするときも同じかもしれません。また、人生そのものも、そうかもしれません。他事に気をとられず、「必要な目印だけを意識する」ことは大事ですね。