au通信障害にソフトバンク宮川社長は何を思う? 石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.478
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石川 温の「スマホ業界新聞」
2022/08/06(vol.478)
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《目次》
1.KDDI、ソフトバンク、IIJが新規契約純増数好調
-----ゼロ円値上げを発表した楽天モバイルの受け皿か
2. KDDI通信障害にソフトバンク宮川社長は何を思う?
-----緊急通報だけでなくデータ通信のローミングに言及
3.AmazonがiRobotを2200億円で買収
-----狙いはルンバとAlexaの「ID連携」にあり?
4.今週のリリース&ニュース
5.編集後記
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1.KDDI、ソフトバンク、IIJが新規契約純増数好調
-----ゼロ円値上げを発表した楽天モバイルの受け皿か
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先週から今週にかけて、KDDI、ソフトバンク、インターネットイニシアティブが相次いで決算会見を開催している。各社に共通しているのが「新規契約者の獲得が好調」という点だ。
KDDIの高橋誠社長は「UQ mobileとpovoが好調で、2つのブランドの合計で約700万まで拡大した」とコメント。楽天モバイルによるゼロ円プランの廃止が影響しているのかを尋ねたところ「楽天モバイルの発表があったあと、非常に多くのお客さまに来ていただいたというのは事実。この動きがずっと続いていたが、今回の障害によって、MNPでうちから出ていく数よりも入ってくる数のほうがまだ多いものの、一時期よりは勢いが少し落ちている状況にある。
あと、povoは基本料金が0円で、利用せずに6カ月経つとお客さまに通知して、解約するというかたちになっている。ユーザーに告知もしているが、その数を6月からちゃんと入れているので、その分ちょっと弱くなっている部分もある。
結論として、まだ非常に順調に入ってきているものの、障害の影響で新規契約の流れが弱くなっている状況だ」と語った。
また、ソフトバンクもワイモバイルが好調だという。宮川潤一社長は「増加している中心は、相変わらずワイモバイルだが、楽天モバイルの0円廃止に関してはLINEMOもかなり貢献している。今までのLINEMOの純増よりも角度高く増え始めている。
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