台風対策 マンガ「どうする水害から命を守る行動」で、台風と避難についてイメトレを
台風10号が「特別警報級」や「伊勢湾台風」並みの勢力で、週末に奄美地方や西日本に接近・上陸の可能性があるという報道が出てきました。
台風や水害について、江戸川みんなの防災プロジェクトと一緒に作成したマンガがわかりやすいので、ご活用ください。ダウンロードしてお使いいただけます。
1時間に100mmの雨は1m四方ごとに、1時間に1回、小ぶりの力士が降ってくるイメージ
台風情報について、円は台風の大きさだと思ったり、線は進路だと思っている人は間違っています。答えはマンガに描かれています。また、1時間に100mmの雨と言われても、単位がmmだとたいしたことなさそうに思ってしまいがちです。でも、1m四方ごとに、1時間に1回、小ぶりの力士が降ってくると思えば、相当危険だとイメージしやすいです。
気象庁が臨時会見しているときは「マジでヤバい」と覚える
マンガを作成したスタッフの間で話題になっていたのが、「気象庁が臨時会見やっている時はマジでヤバい」というセリフです。「臨時会見」かどうか意識して会見を見ていますか?
マンガ作成の経緯
このマンガは、以下の想いで作成されました。
台風だと早めの避難も可能
新型コロナ禍でも、危険な場所にいる人は避難が勧められています。そして、感染を避けるため、避難所、避難場所以外に避難する分散避難が勧められています。ただし、混雑して密になるようであれば、マンガで取りあげている場所が適していないケースもありえます。
親戚、知人宅に、新型コロナで重症する可能性がある人がいる場合は、そこには避難せずに、自分たちはホテル泊も視野にいれます。大変ですが、早めに検討することで避難場所を選ぶことができます。自宅が安全であれば自宅ですごすことができますが、浸水継続時間が長ければ、備蓄の量は増えます。江戸川区のように公共機関も浸水し、浸水期間が長いと、広域避難の検討が必要になる場合もあります。
内閣府防災が避難について上記チラシとフローチャートも作成していますので、参考にしてください。
旅のしおりを作るイメージで早めに行動計画をたてる
子育て中の方からは、「避難というのは特別な事に思えて、どうしていいかイメージしにくかったり、決断しにくい。迷っている間に事態が悪化してきてしまった。でも、台風だと事前に予報が出ているので、旅行に行くと思えば準備はできるかもしれない」という声がありました。そのため、江戸川みんなの防災プロジェクトでは、マンガを作成した後、やるべき行動のチェックリスト「旅のしおり」を作成中です。
まずは、台風と避難についてイメージできるように、マンガをご活用いただければ嬉しいです。